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[CL]メッシはチェフからゴールを奪えるか? これまで6度対戦していまだ無得点

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 世界最高の選手と称されるバルセロナFWリオネル・メッシに、残された挑戦は多くないだろう。そのひとつに、アーセナルGKペトル・チェフが守るゴールマウスを打ち破ることが挙げられるかもしれない。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

 バルセロナは23日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、アーセナルと対戦する。アーセナルで正守護神を務めるのは、今夏チェルシーから移籍してきたチェフだ。メッシとチェフはこれまで幾度となく欧州の舞台で顔を合わせてきた。

 最初の対戦は、2006年のCL決勝トーナメント1回戦だ。当時18歳だったメッシは元チェルシーDFアシエル・デル・オルノを退場に追い込んで2-1の勝利に貢献し、セカンドレグも1-1と引き分けたバルセロナが8強に進出した。しかし、メッシはいずれも得点を挙げてはいない。この2試合を含め6度対戦している両者だが、メッシがチェフからゴールを奪ったことは一度もない。

 2009年のCL準決勝では、ホームの1stレグを0-0で終えたバルセロナが、アウェーの2ndレグをMFアンドレス・イニエスタのアディショナルタイム弾で1-1として、アウェーゴール数でチェルシーを上回り決勝進出を決めた。しかしながら、メッシはここでも無得点に終わっていた。

 最後の対戦となった2012年CL準決勝においては、メッシはチェフ相手にPKを外している。敵地の1stレグを0-1で落とした後、ホームで2-1まで追い上げたバルセロナは、メッシのPKが決まれば3-1として決勝進出を確かなものとすることができた。だが、エースがまさかのPK失敗。結局終盤にFWフェルナンド・トーレス(現アトレティコ・マドリー)にゴールを奪われ2-2となり、大会から姿を消した。

 チェフは以前、バルセロナの3トップを恐れてはいないと語った。メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの“MSN”よりも、イニエスタの存在の方が脅威だと認めていた。キャリアを通じてメッシを封じ続けてきた数少ない守護神は、今回の対戦でもアルゼンチン代表FWを無得点に抑えることができるだろうか。

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