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ベンゲル監督イライラ、審判批判繰り返す…アーセナル大敗で7季連続16強敗退

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アーセナルは大敗で7季連続16強敗退…。アーセン。ベンゲルの去就問題も騒がしくなりそうだ

[3.7 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 アーセナル1-5バイエルン]

 アーセナルは7日、ホームで戦ったUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦のバイエルン戦に1-5で敗れた。敵地での第1戦も1-5で敗れていたアーセナルは、屈辱的な大敗で大会を去ることになった。

 7季連続16強敗退。20年を超えるアーセン・ベンゲル体制の交代を推す声の増長も避けられそうはない。試合後の会見で、67歳の名将ははイライラが抑えきれない様子で、公然と審判批判を繰り返している。『スカイ』がコメントを伝えた。

「私たちはバイエルンにプレッシャーを与えていたが、残念な結果に終わってしまった。1-0のときのあれは100%、ウォルコットに対するPKだ。後半は審判が試合を壊してしまった。その後は、とてもむずかしい状況になった。だがいずれにせよ、今日の審判はとてもバイエルンの力になっていた」

「(ロベルト・)レワンドフスキについては、PKだけじゃなく、オフサイドでもあった。しかもなぜかこちらがレッドカードをもらうってしまった。あれで完璧に終わった。まとめると、バイエルンは良いチームではあった。だが今日に関しては、審判の後半戦における判断に、彼らは感謝しなければならない。そういう他ないだろう」

「私は怒っているし、あの場面ではフラストレーションを感じた。私たちはすでにむずかしい立場に立たされていたのに、さらにあれで厳しくなってしまったからね。起こったことを考えれば、まったくもって説明がつかないし、スキャンダルなことだよ」

「私たちは冷静に受け止めなければならないし、私も立ち上がらなければならない。多くの批判を浴びることになるだろうが、私の心は変わらない。この試合では、正しい判断が行われなかった。私たちのプレーはとても良かったと感じている。ただ審判に台無しにされてしまった。試合を壊したのは審判だ。まったくもってあの審判は無責任だよ」

 去就問題は当然騒がしくなる。最後のCLになるのかという質問も飛ぶが、指揮官は次のように突き放している。

「分らない。君たちは見出しになる発言を引き出そうとしているのだろうが、私が語るのはサッカーだ。私の将来ではない」


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