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ジダン、CLアトレティコ戦前日会見「セカンドレグがあるとは考えてはいけない」

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レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリーは2日にチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアトレティコ・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、セカンドレグのことを考えず、勝利を目指す必要性を訴えている。

 スペイン『マルカ』がフランス人指揮官のコメントを伝えた。

「この試合の重要性は理解しているし、セカンドレグがあると考えてはいけない。開始1分から最後まで良いプレーを見せなければね。ファンは前試合のバレンシア戦のように、我々とともにあるだろう。ファンがいることはプラスであり、チームは彼らを必要としている。ベルナベウの観衆は、いつだってチームにとってプラスなんだ」

「我々が本命というわけではない。これは準決勝であり、突破の可能性は50%-50%だ。勝利のためにすべきは、全力を尽くすこと。それ以外にはない。セカンドレグは度外視して、明日の試合のことだけを考える必要がある」

 また、公式戦8試合連続で失点を許していることについては、次のように述べている。

「失点を簡単に許しているとは思えないが、しかし立て続けに失点しているのは事実だ。昨季のように無失点に抑えることができていない。そういった困難に陥らないように試みてはいるが、しかし相手チームだってプレーしているのであり、簡単に防げるものではないんだよ」

「我々にとって重要なのは、これまでのように相手よりも1ゴール多く決めることだ。もちろんチャンピオンズは異なる大会で、そうしても価値を持たないことがある。無失点に抑えるように試み、そしてもっとゴールを決めなくてはね」

 一方、FWクリスティアーノ・ロナウドの決定力が、歴史上最高のものであるかを問われると、こう返した。

「監督として擁してきた選手の中で、もちろんクリスティアーノが最高のフィニッシャーだ。しかし彼と一緒にプレーしたことはない。同様に多くのゴールを決めていたブラジルのロナウドとはプレーしたがね。私は二人に嫉妬を覚えている。自分には彼らのような得点力がなかったし、そのゴールを決める感覚というのが分からないんだ」


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