beacon

マンUはGKデ・ヘアの好セーブなど敵地で手堅い守り…セビージャとの第1戦はスコアレスドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

マンチェスター・ユナイテッドはスコアレスドローで第1戦を終える

[2.21 欧州CL決勝T1回戦第1戦 セビージャ0-0マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は21日、決勝トーナメント1回戦第1戦4日目を行った。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でセビージャ(スペイン)と対戦し、0-0で引き分けた。第2戦は13日にオールド・トラッフォードで行われる。

 ユナイテッドは17日のFA杯ハダースフィールド戦(2-0)からスタメン3人を変更。GKダビド・デ・ヘアがゴールを守り、MFアントニオ・バレンシアとMFアンデル・エレーラが起用された。対するセビージャも17日のリーガ・エスパニョーラ第24節ラス・パルマス戦(2-1)から3人を入れ替え、DFセルヒオ・エスクデロとMFエベル・バネガ、FWルイス・ムリエルがスターティングメンバーに名を連ねた。

 序盤はユナイテッドが守備を整え、セビージャの攻撃を迎え撃つといった構図に。時折、ユナイテッドがFWロメル・ルカクを起点に攻撃を仕掛けるが、決定的なシーンとはならない。すると、前半17分にユナイテッドにアクシデント発生。PA右でボールを受けたエレーラがヒールパスをした際に左腿裏を痛め、ピッチに座り込んでしまう。エレーラは自らの足でピッチを後にし、体調不良でハダースフィールド戦を欠場したMFポール・ポグバを送り込んだ。

 その後もセビージャが主導権を握り、前半終了間際に立て続けに決定機が訪れる。45分、バネガの左CKからファーサイドのDFガブリエル・メルカドがオーバーヘッドで中央へ折り返し、MFスティーブン・エンゾンジがヘッド。これはGKデ・ヘアに防がれ、アディショナルタイム1分には、右サイドから切れ込んだMFヘスス・ナバスのクロスにムリエルがフリーで飛び込んだが、決定的なヘディングシュートはGKデ・ヘアのファインセーブに阻まれた。

 前半はセビージャがポゼッション率53%、シュートは12本(枠内4本)、CKは10本と数字上では押し込んでいるようにみえたが、ユナイテッドが冷静に対応し、決定的なシーンは少なかった。均衡した状況が続く中、ユナイテッドは後半30分にFWアレクシス・サンチェスを下げ、FWマーカス・ラッシュフォードを投入。35分には、MFフアン・マタに代えてFWアントニー・マルシャルを入れた。

 後半41分、ユナイテッドは右サイドまで流れたボールをラッシュフォードが回収し、ポグバとのパス交換でPA右に侵入して右足を振り抜く。しかしシュートはわずかにゴール左に外れ、チャンスを逃した。試合は最後までスコアが動くことなく、0-0でタイムアップ。ユナイテッドは25本(枠内9本)のシュートを浴びながらも、手堅い守備でアウェーでの第1戦を引き分けで終えた。

●欧州CL17-18特集
●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集
●プレミアリーグ2017-18特集

TOP