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チャンピオンズリーグ優勝クラブの翌年成績は? 連覇を達成したのはたったの1チームのみ

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 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の歴史の中で、連覇を成し遂げたクラブはいくつあるのだろうか。

今回『Goal』では、ディフェンディングチャンピオンの成績を振り返ってみる。

 1992-93シーズンに創設されたCLでこれまでに延べ28クラブが大会を制したが、翌シーズンにトロフィーを守ったのはレアル・マドリーのみ。2016年に2年ぶりのビッグイヤーを掲げたスペインの強豪は、ジネディーヌ・ジダン監督の下、史上初めて連覇を達成。さらに、その12か月後にも再びタイトルホルダーになる前人未到の3連覇を成し遂げた。

 一方、他のディフェンディングチャンピオンでは、2011-12シーズン覇者チェルシーが翌シーズンにグループリーグで敗退した以外は、いずれもノックアウトステージ以降に進出。しかし、6クラブがラウンド16、7クラブが準々決勝、7クラブが準決勝、そして6クラブがファイナルに駒を進めるも、2017年と2018年のレアル・マドリーを除き、トロフィーを掲げられないまま大会から姿を消している。

 優勝クラブの翌シーズン結果は以下の通り。

    前年度優勝チーム  翌年の成績
1993-94 マルセイユ     大会から除外
1994-95 ミラン       決勝
1995-96 アヤックス     決勝
1996-97 ユベントス     決勝
1997-98 ドルトムント    準決勝
1998-99 レアル・マドリー  準々決勝
1999-00 マンチェスター・U  準々決勝
2000-01 レアル・マドリー  準決勝
2001-02 バイエルン     準々決勝
2002-03 レアル・マドリー  準決勝
2003-04 ミラン       準々決勝
2004-05 ポルト       ラウンド16
2005-06 リバプール     ラウンド16
2006-07 バルセロナ     ラウンド16
2007-08 ミラン       ラウンド16
2008-09 マンチェスター・U  決勝
2009-10 バルセロナ     準決勝
2010-11 インテル      準々決勝
2011-12 バルセロナ     準決勝
2012-13 チェルシー     グループリーグ
2013-14 バイエルン     準決勝
2014-15 レアル・マドリー  準決勝
2015-16 バルセロナ     準々決勝
2016-17 レアル・マドリー  優勝
2017-18 レアル・マドリー  優勝
2018-19 レアル・マドリー  ラウンド16
2019-20 リバプール     ラウンド16
2020-21 バイエルン     準々決勝

 なお、CLの前身ヨーロピアンカップ時代では、レアル・マドリーが大会創設からいきなり5連覇を達成(1955-60)。その後は、ベンフィカ(1960-62)、インテル(1963-64)、3連覇のアヤックス(1970-73)、3連覇のバイエルン(1973-76)、リバプール(1976-78)、ノッティンガム・フォレスト(1978-80)、ミラン(1988-90)と、8クラブがトロフィーの保持に成功した。

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