ビジャレアルのアタッカー、FWサムエル・チュクウェゼはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝を前にプレッシャーがあるのはリバプールの方だと主張した。『BBC』が伝えている。

　ユベントス、バイエルンを下し、CLベスト4へと勝ち残ったビジャレアル。チュクウェゼは、準決勝ではリバプールが本命であることを認めつつ、このように語る。

「僕らはリバプールのことを知り尽くしているし、彼らは勝つことが期待されているからプレッシャーもある。僕らは、世界のどのチームとも戦えるだけのチームと監督を持っている。リバプールの戦いぶりから、一部の人々はすでに独自の予想をしているが、それはサッカーでは当たり前のことだ。僕らにはやるべきことがあり、リバプールに負けに行くつもりはない。それが僕らの望みだ」

　なお、準々決勝バイエルン戦では勝負を決めるゴールを挙げたチュクウェゼ。その記念すべき夜についてはこうコメントしている。

「後半に交代で出場し、生涯忘れることのない勝ち越しゴールを決めたんだ。選手、クラブ、ファン、そして街にとってどれほどの意味があったのか、正直言ってわからない。すべてがあっという間だった。チームメイトは『サムー!』と叫び続け、僕はその瞬間にそれを処理することができなかった。正直なところ、自分を抑えきれなかった。ファンの方を見てみると、喜びの涙を流しているのを見て、あのゴールの衝撃を完全に理解したよ」

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