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「5万人の街クラブがCL決勝に進めば大事件だ!」ビジャレアル主将、リバプールとの大一番へ燃える

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リバプール戦へ意気込むDFラウール・アルビオル

 ビジャレアル主将のDFラウール・アルビオルが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝に向けて意気込んでいる。

 今季のCL決勝トーナメントでユベントス、バイエルンと強豪を次々と撃破し、16年ぶりのベスト4進出を果たしたビジャレアル。クラブ史上初のファイナル進出を目指し、準決勝で3シーズン前の覇者リバプールとの一戦を迎える。

 27日に敵地で迎える第1戦を前に、主将のアルビオルは『UEFA.com』で「先に行けば行くほどレベルは高くなる。ゲームのようにね。新たなステージに進めば、難易度はどんどん上がる。1番で終わりたければ、ゲームを攻略する必要があるだろう?」と話し、相手チームの印象を語った。

「リバプールは厳しい、とても厳しい相手だ。彼らはCLとプレミアリーグで優勝した時に有していたレベルまで戻した。確かに昨季はレベルを落としていたけど、今年は完全に復活している。とても難しい試合になるだろうけど、これがCL準決勝だ」

「恐れているかって?そんなんことはまったくない。フットボールにおいてナーバスになることはあるけど、それは恐れによるものではない。アドレナリンや熱意によるものだ。アンフィールドでCL準決勝を戦えることは最高だ。このスタジアムでこれだけの経験ができることはものすごいことだと思う」

 さらに、アルビオルはスペインの小さな町のクラブがCL決勝に進むことは歴史的な快挙であると語った。

「努力や献身性、チームスピリットにより最高のことが成し遂げられる。金や最高の選手だけがタイトルを手にする唯一の方法ではない。僕たちは成長を望み、すべての試合の準備のために一生懸命になって、時間を掛けている選手たち、良いレベルの選手たちで構成されたグループだ。そして今、これだけのところにまでやってきた」

「ビジャレアルと共にCL決勝の舞台に立つことは夢のようだ。もちろん、(オーナーの)ロイグ家によるたくさんの努力も関わっている。5万人の町からやってきたクラブがCLファイナルに進めばフットボール史にとって大事件だ。そうなれば、ビジャレアルサポーターだけではなく、たくさんのフットボールファンにとって忘れられないものになるだろう」

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