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守備陣の対応にクロップも思わず苦笑「誰もチャレンジしない。そんなことはありえない」

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リバプールユルゲン・クロップ監督

 屈辱的な逆転負けを喫した。リバプールユルゲン・クロップ監督は、守備陣の対応に思わず苦笑いを浮かべてコメントした。英紙『ミラー』が伝えている。

 21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦。リバプールは昨季のファイナルで対戦し、0-1で敗れたレアル・マドリーをホームに迎えた。そして、リベンジに燃えるリバプールが試合を動かす。

 前半4分、FWモハメド・サラーのラストパスに反応したFWダルウィン・ヌニェスが巧みなヒールで押し込み、先制に成功。さらに同14分にはGKティボー・クルトワのミスを見逃さなかったサラーが蹴り込んで一気にリードを2点差に広げた。

 ここまでは「完璧だった」と指揮官も振り返る。「序盤は素晴らしかった。まさに自分たちがやりたかったプレーができたと思う」。しかし、前半21分にFWビニシウス・ジュニオールに1点を返されると、同36分にはGKアリソン・ベッカーが蹴り出したボールがビニシウスに当たってゴールマウスに収まり、追い付かれてしまう。

 後半立ち上がりの2分には逆転ゴールを献上。その後もFWカリム・ベンゼマに2点を奪われ、2-5の大逆転負けを喫した。クロップ監督はビニシウスの1点目の場面を振り返り、苦笑いを浮かべたようだ。

「5、6人の選手がいたのに誰もチャレンジしない。そんなことはありえないよ」

 レアルのホームで行われる第2戦は3月15日に開催される。「大きなチャレンジになる。まずはプレミアリーグでプレーし、この試合からしっかり学ばないとならない」と決してあきらめることなく、レアルの本拠地へと乗り込む。

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