マンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが偉業を成し遂げた。

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は10日にファイナルを開催。マンチェスター・Cはインテルを1-0で破ってクラブ史上初となる優勝を達成した。プレミアリーグ、FAカップに続く今季3個目のタイトル。イングランド勢ではマンチェスター・ユナイテッド(1998-99)以来、史上2クラブ目となる“トレブル”でシーズンを締めくくった。

　アルバレスは決勝こそ出場はなかったものの、今大会3ゴール2アシストでマンチェスター・Cの快挙に貢献。アルゼンチン代表として昨年末のカタールW杯で優勝を果たしていたアルバレスにとっては、4つ目のトロフィー獲得となった。

　イギリス『BBC』によれば、同シーズンに欧州大会、国内リーグ、国内カップ、そしてW杯のトロフィーを手にしたのは史上初のこと。また、同シーズンに欧州大会および欧州CL、W杯で王者に輝いた史上10人目の選手になったという。

　昨年夏にリーベル・プレート(アルゼンチン)より加入したアルバレスは、今季爆発的な活躍を見せたFWアーリング・ハーランドの陰に隠れながらも、公式戦49試合に出場し、17得点5アシストを記録。23歳にして”全て”を手に入れた。

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