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バイエルンのトゥヘル監督がアーセナルを警戒「彼らはとても魅力的なスタイル」「ブンデス対プレミアではなく…」

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バイエルンのトーマス・トゥヘル監督

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦が17日に行われ、バイエルンはホームにアーセナルを迎える。トーマス・トゥヘル監督の前日会見でのコメントをバイエルン専門メディア『バーバリアン・フットボール・ワークス』が伝えた。

 敵地での第1戦は2-2のドロー。チェルシー指揮官としてプレミアリーグで戦ったこともあるトゥヘル監督はアーセナルに対し、選手名も挙げて警戒感を示した。

「ブカヨ・サカとマルティン・ウーデゴーアは、常に右サイドから攻撃を仕掛けてくる。そこでオーバーラップを作り、スルーパスやサイドチェンジを狙う。日曜日(14日)のリーグ戦から新たに学んだことはない。全てが柔軟で、トランジションはとても流動的だ」

「彼らは1つのフォーメーションに固執するチームではない。オートマチックな動きも多いが、フリーランニングの動きもある。ファーストレグでは非常に注意深くプレーした。彼らはとても魅力的なスタイルだし、最高レベルでプレーしてくる。ファーストレグではよくやったが、まだハーフタイムだ。ホームゲームが決め手となることを期待している」

 すでにブンデスリーガではレバークーゼンの優勝が決定したため2位以下が確定し、DFBポカールも2回戦敗退でタイトルを逃したバイエルン。トゥヘル監督は今季の不振を認めた上で、ファンに共闘を呼びかけている。

「もちろんリーグ戦とカップ戦の成績は悪かった。我々は限界まで自分たちを追い込まなければならないし、我々と一緒に戦ってくれる全ての観客を必要としている。準備はできていると感じている。あと1回トレーニングがあるし、明日は全力を尽くすつもりだ」

 クラブとして2019-20シーズン以来のビッグイヤー獲得を目指すトゥヘル監督は「とても厳しい戦いになるだろう。プレミアリーグは世界で最もタフなリーグだ。明日はプレミアリーグで最も強いチームの1つと対戦する。自分たちの実力を証明しなければならないし、対戦を楽しみにしている。ブンデスリーガ対プレミアリーグではなく、バイエルン対アーセナルだ。勝つために全力を尽くす」と勝利を誓った。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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