ヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ第2戦が30日、欧州各地で行われ、日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワ(ロシア)はホームでAIKソルナ(スウェーデン)に0-2で敗れ、2戦合計1-2となり、EL本戦への出場を逃した。

　敵地での第1戦は本田の決勝点で1-0と先勝したCSKAモスクワ。ところが、ホームでの第2戦でまさかの展開が待っていた。本田は4-2-3-1のトップ下で先発したが、前半6分、中盤でボールを失うと、そこからカウンターで失点。立ち上がり早々に先制点を許し、2戦合計1-1の同点に追いつかれた。

　その後は猛攻に出るCSKAモスクワだが、フィニッシュの精度を欠く。本田も前半28分に直接FKを狙うが壁を直撃。同35分の左足ボレーもGKの好守に阻まれた。後半に入っても流れは変わらず、CSKAモスクワが何度もAIKゴールに襲いかかるが、1点が遠い。本田は何度も好パスでチャンスを演出するが、シュートが決まらず、本田自身もシュートチャンスに決め切れなかった。

　2戦合計1-1のまま試合は終盤に入り、延長戦突入かと思われた後半ロスタイム、AIKは左CKからこぼれ球を蹴り込み、追加点。終了間際のゴールで2戦合計2-1と逆転に成功した。試合は直後にタイムアップ。CSKAモスクワはホームでまさかの0-2敗戦を喫し、ELプレーオフでの敗退が決まった。

---

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
EL12-13特集