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[EL]岡崎&酒井高が先発で初勝利に貢献、シュツットガルトは2位浮上

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 ヨーロッパリーグ(EL)は8日、各地でグループリーグ第4節を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルト(ドイツ)は敵地でコペンハーゲン(デンマーク)と対戦し、2-0で勝利した。岡崎、酒井はともに先発出場で勝利に貢献。待望の今大会初白星を挙げたシュツットガルトは1勝2分1敗の勝ち点5に伸ばし、最下位から2位に浮上した。

 公式戦2試合ぶりの先発出場となった岡崎はFWイビセビッチと2トップを組み、酒井は公式戦2試合連続で右SBに入った。試合は一進一退の拮抗した展開となり、両チームともになかなか決定機をつくれない。シュツットガルトは前半45分、右サイドからの酒井のアーリークロスに岡崎がヘディングで合わせるシーンもあったが、シュートはミートし切れず、GKにキャッチされた。

 0-0で折り返した後半9分、ロングパスに反応した岡崎がPA内に切れ込み、右サイド角度のない位置からシュートを狙うが、枠を捉えられない。同16分、左45度から狙ったMFゲントナーのシュートも枠外。コペンハーゲンも後半20分にセットプレーからチャンスをつくり、DFベングソンのFKにMFデレイニーが頭で合わせたが、わずかにゴール左へ外れた。

 均衡が破れたのは後半31分。シュツットガルトは左サイド後方から途中出場のDFボカがアーリークロスを送ると、ゴール前でフリーになったイビセビッチがヘディングシュートを叩き込んだ。先制に成功したシュツットガルトは守りに入ることなく、果敢に2点目を狙う。後半38分には岡崎が右サイドから中に切れ込み、左足で狙い澄ましたシュートを放つが、GKの好セーブに阻まれた。岡崎は後半42分に途中交代。すると後半ロスタイム、MFハルニクが豪快な左足ミドルを叩き込み、2-0と試合を決定づけた。

 E組もう1試合では首位のステアウア・ブカレスト(ルーマニア)が敵地でモルデ(ノルウェー)を2-1で下し、勝ち点を10に伸ばして首位を快走。シュツットガルトが勝ち点5、コペンハーゲンが同4、モルデが同3となり、事実上の2位争いが激しさを増している。


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