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[EL]先制ゴール誘発の酒井高「左でシュートを打てるのは自分の強み」

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 14日に行われたヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント1回戦第1戦で日本代表DF酒井高徳と同FW岡崎慎司の所属するシュツットガルト(ドイツ)はホームでゲンク(ベルギー)と対戦し、1-1で引き分けた。先発フル出場を果たした酒井は、前半41分の先制ゴールを誘発するシュートを放つなど活躍。岡崎も後半12分から出場したが、チームは後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫した。

 前半41分、酒井の突破が先制点に結び付いた。右サイドでボールを受けた酒井は中に切り込みながらPA内に侵入。左足でシュートを放つと、GKの弾いたこぼれ球をMFクリスティアン・ゲントナーが押し込んだ。

 試合後酒井は、「クロスを上げるには体勢が悪かった。縦に仕掛けてクロスを上げようと思ったんですけど、あまりに相手が食いついたんで、かわしてシュートを打ちました」と先制点につながった場面を振り返った。また、「あそこで左でシュートにいけるのは自分の強みかなと思います。あそこで左足で持ったからこそ、内側にいく選択肢を相手が考えられなかったのかなと思います。その辺の持ち方の部分は評価できるところだと思います」と自身のプレーに自信を見せた。

 だがチームは終了間際に失点。「食らいつかずに引いて遅らせれば多分問題なかったと思います。その後の1対1の対応が軽かった」とDFとして最後の最後で崩されたことを悔やんだ。

 途中出場の岡崎は、「勝てた試合? そうですね。でも誰にも責任はない。次アウェーで勝てばいいだけなんで」と前を向いていた。

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