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[EL]細貝が右SBで13年初先発も…レバークーゼンはホームでの第1戦に敗れる

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 ヨーロッパリーグ(EL)は14日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、MF細貝萌の所属するレバークーゼン(ドイツ)はホームでベンフィカ(ポルトガル)と対戦し、0-1で敗れた。細貝は右SBで公式戦5試合ぶりの先発出場を果たしたが、後半37分に交代。チームもホームでの第1戦を落とす結果となった。第2戦は21日にベンフィカのホームで行われる。

 4試合連続でベンチスタートが続いていた細貝が2013年初先発を果たした。ポジションは昨年12月15日のハンブルガーSV戦(3-0)以来となる右SB。前半6分、細貝の横パスを奪われ、カウンターからピンチを招くシーンもあったが、徐々に落ち着きを取り戻した。

 前半11分にはMFロルフェスのスルーパスから細貝が右サイドを駆け上がり、アーリークロス。積極的に高い位置を取ってクロスボールからチャンスをうかがった。同28分には自陣PA内でMFウレタに1対1でかわされたが、DFボルシャイトが素早くカバーし、難を逃れた。

 0-0で折り返した後半もこう着状態が続く。レバークーゼンは後半16分、右CKのこぼれ球をゴール前のDFカドレツが拾うが、シュートは打ち切れない。すると直後のカウンターからベンフィカが先制点。右サイドからの折り返しを受けたFWオスカル・カルドソが冷静に左足で流し込んだ。

 ホームで1点ビハインドとなったレバークーゼンは猛攻を仕掛けるが、フィニッシュの精度を欠き、同点ゴールを奪えない。細貝は後半37分に交代。チームもそのまま0-1で敗れ、雪が降りしきるホーム第1戦で痛い黒星を喫した。

(取材・文 西山紘平)

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