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[EL]柿谷ベンチ外のバーゼル、昨季指揮官のフィオレンティーナに敵地で逆転勝利

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 ヨーロッパリーグ(EL)は17日、第1節を各地で行われた。FW柿谷曜一朗の所属するバーゼル(スイス)は敵地でフィオレンティーナ(イタリア)と対戦し、2-1で勝利した。柿谷はベンチ外となっている。

 試合は昨季までバーゼルを指揮したパウロ・ソウザ監督が今季から指揮するフィオレンティーナが先制した。前半4分、DFファクンド・ロンカリアのスルーパスに反応したFWニコラ・カリニッチが飛び出したGKトマーシュ・バツリークより一瞬早くボールにさわり、カバーに戻ったDFマレク・スヒーのクリアがカリニッチに当たってゴールに吸い込まれた。

 バーゼルはその後も押し込まれる時間が続き、前半32分に左から切れ込んだFWブレール・エンボロが角度のないところから右足でゴールを狙ったが、GKルイージ・セーペに止められ、0-1で前半を折り返した。

 1点リードのフィオレンティーナは後半3分、FWコウマ・ババカルのスルーパスでPA右へ抜け出したMFヤクブ・ブラスチコフスキが角度のないところから右足シュートも右ポスト直撃。追加点を挙げられないでいると、同21分にカウンターを阻止したDFゴンサロ・ロドリゲスにレッドカードが提示され、残り時間を10人で戦うことになった。

 すると1人多いバーゼルが同点に追いつく。後半27分、MFモハメド・エルネニーのパスを受けたMFビルキル・ビャルナソンの右足シュートが左ポストをかすめてゴールネットを揺らす。さらに攻勢を強ると同34分、エルネニーが右足一閃。GKセーペが飛びつくも触ることができず、強烈なミドルがゴール左上隅に突き刺さり、2-1の逆転勝利をおさめた。

 また、同時刻キックオフのDF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)は敵地でアポエル(キプロス)と対戦し、FWクラース・ヤン・フンテラールの2ゴールなどで3-0の完封勝利をおさめ、好スタートを切った。また、FW田中順也の所属するスポルティング・リスボン(ポルトガル)はロコモティフ・モスクワ(ロシア)とホームで対戦し、1-3で初戦をおとしている。なお、内田と田中はベンチ外となっている。

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