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ポルトのホームに乗り込むドルトムント、第1戦2-0勝利も「一から仕切り直しのつもりで戦う」

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 ドルトムントは25日にポルト(ポルトガル)のホームでヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第2戦を戦う。前日会見に臨んだトーマス・トゥヘル監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 ホームで行われた第1戦でドルトムントは前半6分、左クロスにDFウカシュ・ピシュチェクが右足で合わせると、GKイケル・カシージャスが弾いたボールを再びピシュチェクが頭で押し込み、幸先よく先制する。後半26分には香川のスルーパスでPA右に抜け出したMFヘンリク・ムヒタリアンの落としをMFマルコ・ロイスが右足シュート。相手に当たってコースが変わったが、ゴールマウスに吸い込まれ2-0と先勝した。

 第2戦に向けて選手たちに「ポルトの地でも前回のように主導権を握ること」を求めたというトゥヘル監督。ポルトが「トップコンディションに入っていて、やる気と強さにあふれており、最強のメンバーを送り込んでくる」と予想し、「我々は限界まで自分たちを追い込み、ほぼ完璧な戦いをしなければならない。欧州でもトップレベルのチームを相手に力試しをする準備はできている」と意気込む。

 また、第1戦を2-0で制したが、「第1戦の結果は忘れ、一から仕切り直すつもりで戦う」と語るトゥヘル監督は、先発メンバーについて、「私はいつもギリギリにメンバーを決める。一晩寝かせて試合当日の朝に確定することが多い。うちは効果的にローテーションできるほど選手層が厚いから助かるよ」と明かし、笑顔を見せた。

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