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独紙評価:フル出場も得点に関与できなかった香川にチーム最低タイの評価も

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 ドルトムントMF香川真司は25日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのポルト戦で、フル出場した。トーマス・トゥヘル監督は、試合内容を酷評したが、ドイツメディアは香川にもその責任があると考えているようだ。

 ドイツ『WAZ』は、ドルトムントを何度かピンチから救ったGKロマン・ビュルキに単独最高点の「2」を与えた。香川はMFユリアン・バイグル、ヌリ・シャヒンとともに最低タイの「4」だった。

 寸評では「ドルトムントの1-0には、香川真司以外の攻撃陣が全員関与していた。この場面は、前半における日本人選手のプレーを非常に明確に表現したように見えた。彼は目立たなかったのだ。後半は明らかに攻撃に絡む回数が増えた。それでも今の香川からは、前半戦トゥヘルの下でプレーしたクリエイティブなプレーメーカーを思い浮かべることはできない」と、さらなる活躍を求めている。

 GKビュルキ、MFスベン・ベンダーを「2」とした『ルールナハリヒテン』は、香川のプレーに「3.5」と、やや低めの採点をつけた。MFイルカイ・ギュンドアン、バイグルに最低タイの評価を下した同メディアだが、香川についてはこう記している。

「ポルトは日本人選手に多くのスペースを与え、彼はそれをベストの形で生かそうと頑張った。だが何週間もピッチ、ベンチ、スタンドを行き来している彼がリズムを欠いているのは明らかだった」

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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