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ホームで逆転したいマンU、ファン・ハール「リバプールを倒せる可能性はある」

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 マンチェスター・ユナイテッドは17日にホームにリバプールを迎え、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第2戦を行う。前日会見に出席したルイス・ファン・ハール監督のコメントをクラブ公式サイトや『UEFA.com』が伝えている。

 10日に行われた敵地での第1戦は、なかなかチャンスを作ることができずに0-2で完敗を喫した。第2戦に向けてはMFジェセ・リンガードが出場停止明けから復帰する一方で、ファン・ハール監督は練習に復帰したばかりのMFアシュリー・ヤングらの起用は見送る方針を明らかにしている。

「彼らは我々と一緒に練習しているか、1度や2度以上のトレーニングセッションに参加して状態を上げていかなければならない。一例だが、ヤングとバレンシアは数か月チームを離れていたので、復帰は簡単ではない。高いレベルのリズムに対応するのも楽ではないんだ」

 負傷離脱者の復帰は見込めないが、ユナイテッドは欧州カップ戦のホームゲームで10試合負けなし(8勝2分)となっている。「リバプールを倒せる可能性はある。我々はそれを信じなければならない。ファンもピッチに力を送ることができる。選手には勝利することしか話していない。そしてそれを『信じろ』とね。ファンの力を借りて逆転したい」とホームでの逆転に意気込む。

 また、オランダ人指揮官は、同じく逆境をはね返した決勝トーナメント1回戦のミッティラン戦を例に挙げ、「失点のことは考えず、ゴールを奪うことを目指したい。ミッティラン戦ではそれを成し遂げた。明日はリバプールを倒すことだけを考える。90分間で2-0の勝利を挙げればいい。3-0で勝つ必要はない。まずスコアを2-0にすれば、勝負を延長戦に持ち込める可能性が出てくる。できないことではない」と言い聞かせるように語った。

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