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シャルケの現状に気をもむ内田…ファンの「見る目は優しくはない」

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右膝の負傷で長期離脱が続いているDF内田篤人

[9.29 ELグループリーグ第2節 シャルケ3-1ザルツブルク]

 ヨーロッパリーグ(EL)は29日、グループリーグ第2節を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでFW南野拓実所属のザルツブルク(オーストリア)と対戦し、3-1で勝利した。右膝の手術を受け、長期離脱中の内田はこの試合も欠場したが、試合後、報道陣の取材に応じた。

 0-3の後半20分から途中出場した南野について「もうちょっと早く出てくれば……。(試合が)決まっちゃった感じもあった」と、3点差が付いてからの投入を残念がった。「1本、2本、おもしろいプレーもあった。見た感じ、ザルツブルクは“崩しの練習をしています”というチーム。前線の選手に身体(の大きさ)があるけど、それに頼らず、チームとしてちゃんと練習をやっているなと思った」と、相手の印象を語った。

 EL2連勝となったシャルケだが、ブンデスリーガは開幕から5連敗中。「大変そうですね。他人事ですけど」と冗談めかして話す内田の表情も心配そうだ。今季からマルクス・ヴァインツィール新監督が就任したシャルケはこの日も新戦力のFWブレール・エンボロ、DFナウドらが先発。「(サポーターの)見る目は優しくはないからね、このチーム。新しく来た選手はそういうのに慣れないと」と、時間が必要な部分もあると感じているようだ。

 内田自身は10月4日に右膝の再検査を受ける予定。その結果次第でチーム合流の時期を見極めることになりそうで、クラブの公式ツイッターでは「一番大事な検査。(検査結果が)良いと悪いとでは今後の復帰の目処とか早さが変わってくる」とコメントしている。

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