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「美しい試合を主審が台無しに」退場者2名を出し大敗のラツィオ、指揮官が判定に不満

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指揮官シモーネ・インザーギが判定に不満

 ラツィオの指揮官シモーネ・インザーギは、4日のフランクフルト戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

 ラツィオは4日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループH第2節において敵地で長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦。開始4分、ダニー・ダ・コスタにダイレクトボレーを叩き込まれ、いきなり先制点を奪われた。23分にマルコ・パローロのゴールで1-1の同点に追いついたが、その5分後には再びフランクフルトにリードを許し、さらに前半終了間際にドゥサン・バスタ、58分にホアキン・コレアが退場処分に。9人での戦いを余儀なくされる中、さらなる追加点を許し、1-4で大敗を喫した。

 ラツィオ指揮官は2人の退場を決めた主審の判定について不満を漏らした。

「唯一残念な点は、美しい試合が2人目の退場により台無しになったということ。11対10ならばまだ試合になりえたはずだ。主審はコレアにレッドカードを提示したことで、試合を決めてしまった。コレアのファウルは厳しくとっても警告が妥当だったと思う。もし退場者が出ていなければ、負けることはなかったはずだ。それに10人のままだったとしても、ドローに持ち込むチャンスはあったと思う」

「チームは25分間、準備していた通りの良いプレーをピッチで見せてくれていた。その後、我々のようなチームにはふさわしくない形で失点し、個人プレーに頼ってチームプレーをやめてしまった。こういった事は起きてはならないが、グループリーグ突破を決められると信じている」

 なおラツィオは、25日に行われるEL次節において酒井宏樹を擁するマルセイユと対戦する。

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