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[スポ東]4試合を残して遂に昇格を決める!

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[10.28 第86回関東大学サッカーリーグ戦・後期2部リーグ第18節 東洋大3-0青学大]

 後期リーグここまで4勝2分で暫定首位を走っていた東洋大は、7位青学大と対戦した。危なげない戦いをみせ、3-0で勝利。試合終了後に3位駒澤大が敗戦したのを待って、見事に悲願の1部リーグ昇格を果たした。

東洋大3-0(1-0)青学大

<得点者>
4分 黒須大輔(3年=習志野高)
54分 馬渡和彰(3年=市立船橋高)
75分 三田尚央(3年=F東京U-18)

<出場メンバー>
▽GK
松下理貴(4年=柏U-18)
46分→浅沼優瑠(2年=成立学園高)
▽DF
馬渡和彰(3年=市立船橋高)
郡司昌弥(1年=柏U-18)
市川恵多(4年=前橋商高)
松本怜大(4年=札幌U-18)
▽MF
黒須大輔(3年=習志野高)
81分→川森有真(2年=広島ユース)
石川俊輝(3年=大宮ユース)
桑田直徹(3年=大宮ユース)
川崎諒(4年=柏U-18)
87分→年森勝哉(3年=F東京U-18)
▽FW
三田尚央(3年=F東京U-18)
野崎桂太(4年=大宮ユース)

 雨と寒さというよくないコンディションで迎えた前半開始早々4分、東洋大は、いきなり勢いのあるプレーを見せた。桑田が中盤から駆け上がり、ゴール前で怪我から復帰して間もない黒須へと繋いでそのまま見事な先制点。一気にゲームを優勢に進める。続く17分、三田が左サイドからドリブルで攻め上がり、そのままミドルシュート。しかし、これは惜しくもクロスバーに弾かれてしまう。26分には、左サイドで三田が倒されて得たFKを馬渡が蹴り、野崎に合わせるも相手GKに阻まれてしまう。その後、川崎、黒須なども積極的に攻撃に参加し、何度もゴール前へとボールを集めるも、なかなかネットを揺らすことができない。前半終了間際には、相手に左サイドを突破される危ない場面が見られたが、怪我で2試合ゲームから遠ざかっていた守護神・松下がこれをうまく切りのける。そのまま1-0で前半を折り返した。

 どんどん強くなる雨の中、後半がキックオフ。前半終了間際に再び負傷した松下に代わって急遽GK浅沼の出場となった。両チームともボールをうまく支配できずにいた9分、右サイドでFKを得る。松本の蹴ったボールのこぼれ球にタイミングよく合わせた馬渡がシュートし、そのままゴールに流し込んで、2-0と青学大を突き離した。その後も、東洋大の攻撃の勢いは止まらず、再三にわたって仕掛けていく。30分には、中盤から飛び出した三田がキレのあるドリブルで突破し、強烈な3点目を追加した。36分に、黒須が突破力のある川森と、42分には川崎とアシストランキング3位の年森が交代。その後も東洋大は、攻守共に安定感のあるプレーを見せ、そのまま試合終了。昇格のかかった大一番を3-0で終えた。

 東洋大は、試合終了後、駒沢グランドで行われた2位桐蔭大対3位駒澤大の結果次第では昇格という状況になった。そして、待望のその瞬間は、遂に訪れた。駒澤大が敗れたため見事に東洋大の自動昇格が決定した。しかし、監督や選手たちは皆、すぐさま次の優勝という目標に目を向けていた。次節以降も勢いのある戦いを続け、残り4試合で優勝を勝ち獲ることを期待したい。

[写真]怪我明けとは思えない動きで、幸先よくゴール奪った黒須

(文 スポーツ東洋 白石有香)
(写真 小俣勇人 平柳麻衣)

[次節試合予定]第19節・11月3日法大戦(13:50@たつのこ)

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