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[早スポ]早稲田大vs流通経済大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]
[11.11 関東大学リーグ戦1部 早稲田大2-2流通経済大 たつのこフィールド]

試合後の早稲田大選手コメント

●DF畑尾大翔主将(4年=F東京U-18)
―終了間際に追いつかれて、十中八九手にしていたはずの勝ち点3は勝ち点1へと変わってしまいました
「同点弾、逆転弾と欲しかった得点が取れたことでみんな「勝った」と思ってしまい隙が生まれてしまったことが全てです…」

―勝ち越した瞬間はいかがでしたか
「「いける」という気持ちになりましたし、やはり少なからず「これで勝った」と思ってしまいました」

―残り2試合で首位専大との勝ち点差は3(得失点差は専大の28に対して14)。この差についてはどう捉えていますか
「自力での優勝は少し難しいかもしれないですが、自分たちのやってきたことを振り返ればまだまだ可能性はあると思います。オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチを問わず、やってきたという自負はありますし、自分たちのやってきたことを信じて、残り2試合勝つことだけを考えてやっていけたらと思います」

―次節に向けて
「きょう勝って、次節の首位専大との一戦にも勝つというのが一番の理想でしたが、こうなってしまった以上は仕方がないので、しっかり気持ちを切り替えていきたいです。最後のミーティングでもみんなに言ったのですが、ここから先、ア式の部員の誰一人欠けてはいけないですし、誰か一人でも別の方向を向いてチームとしてぶれてしまってはいけません。まだまだ望みはあると思うので、優勝という目標だけを追い求めて、チーム一丸となって戦います」

●DF菅井順平(4年=浦和ユース)
―惜しくも勝ち点1という結果になりましたが、試合を振り返っていかがですか
「そうですね…ちょっと言葉にならないというか、劇的な形で逆転まで行ったので本当に残念というか…ディフェンスとして最後にああいう場面で防ぎきれなかったのは責任を感じます」

―前半はボールを支配されて攻め込まれる場面が目立ったように感じましたが、前半を振り返っていかがですか
「流経大が思いのほかフレッシュというか、切り替えが早くて、良いチームだった。うちの強みである切り替えの部分で相手も意識して徹底してきたのでそこにうちが入り込めなかったというか、なかなか先手を取りきれない形が続いていた。その中でもうちの形っていうのはなんとか出せていたのでそれを続けて行こうという話でやってました」

―後半、富山選手が入ったあとは攻撃の形としてリズムが出てきたと感じたのですが攻撃面を振り返っていかがですか
「相手もスカウティングでわかってたと思うのですが、片山(瑛一)の所でヘディングの強い選手を入れてきていて、上に上にとなった時にトミー(富山)は足元でためれるし、バリエーションも増えて、前にパワーも出たというのはあったと思います」

―後半ロスタイムでの痛い失点になりましたが次節に向けてディフェンス面での課題は
「相手もいい選手が多くてディフェンスラインが下がってしまう部分が個人的にも多かった。失点の所でもゴール前かなり深い所で自分が起点を作られてしまったので、ディフェンスラインもそうですし個人としても相手を走らせないようにはしないといけないと思います」

―残り2節となりましたが意気込みを聞かせて下さい
「数字のある限り戦わないと行けないと思いますし、本当に最後までリーグ戦優勝諦めていないんで。必ず選手叩いて、自力(優勝)は無くなっちゃいましたけど優勝を信じて、必ず次の試合勝ち切りたいと思います」

●MF島田譲(4年=鹿島ユース)
―きょうの試合を振り返って
「悔しいです」

―前半は相手に上手くスペースにパスをだされ、そこから先制を許してしまいましたが
「思ったより長いボールを入れられて失点はしたんですけど、絶対逆転できるとは思ってました」

―後半入るにあたって何か監督からの指示は
「ブレないでしっかり攻めようということでした」

―後半に同点に追いつき、さらに逆転した後に最後に同点を許してしまいましたが
「自分のクリアが小さくなってしまったんですけど、チームとしても集中してたしもったいなかったです」

―残りのリーグ戦に向けての意気込みを
「自力で優勝できなくなったので、一試合一試合全力で勝ちに行くことだけを考えるしかないと思ってます」

●FW富山貴光(4年=矢板中央高)
―試合を終えた感想をお願いします
「自力優勝はほぼ無くなりましたが、自分たちは可能性がある限りやり続けるしかないです。優勝がなくなったわけではないので次の専大戦は絶対勝ちます。優勝だけを見てやっていきたいです」

―きょうは途中出場でしたが、試合を見ていていかがでしたか
「試合始まる前に皆気持ちを入れて臨みましたが、なかなかその気持ちをプレーで表現できていなかったように思いました。早い時間帯で失点してしまいましたが、まだ時間はあったので大丈夫だとは思っていました。逆転したところまでは良かったですが、最後追いつかれてしまったのが残念です」

―どのような指示を受けてピッチに入りましたか
「とにかく、やってやろうという気持ちでした。でも得点には結びつかなかったのでまだまだだと思います」

―途中出場の秋岡選手が2ゴールの活躍でした
「練習から秋岡は毎日のように良いパフォーマンスを見せてくれいてたので、関東リーグでも得点できると思っていました。日々努力している選手が途中から出てきて得点できるということは、ワセダの良いところだと思うので、勝利に結び付けられなかったことが残念です」

―ロスタイムでの失点シーンを振り返って
「皆いけると思ってしまっていたので、そこを自分がもっと促さなければいけなかったです。終わってしまったことなのでどうしようもないですが、あと2試合でこういうことがないように自分が促していきたいです」

―この勝ち点1をどのように捉えますか
「勝ち点1ですけど、優勝できないわけではないので、ポジティブに捉えてやっていくしかないです。きょうのことはもう切り替えていきたいです」

―ご自身の調子はいかがですか
先週1週間足の状態と相談しながらやってきて、大分良くなってきたので、試合に出たら得点を決めたいです」

―次節の相手は首位専大です。難しい試合になることが予想されますが意気込みをお願いします
「今までやってきたことをやるだけです。それがやれれば勝ち点3は取れると思うので、AチームBチーム関係なく今週1週間良いトレーニングをして優勝のために頑張りたいです」

●MF野村良平(4年=流通経済大柏高)
―勝ち点1という結果を率直にどう受け止めてますか
「手繰りよせていた勝利の糸が本当にぎりぎりで手からこぼれ落ちてしまった、掴み切れなかったという試合だったと思います」

―0-1のビハインドを、終盤になってひっくり返した猛攻は見事でした
「自分たちはリードされたとしても逆転できると信じていましたし、実際に後半からはペースを握ることができて逆転につなげることができました。トミー(富山貴光)だったり、秋岡(活哉)など交代選手の活躍が大きくて凄く嬉しかったんですけど・・・」

―理由を見つけるのは難しいと思います。それでもあえて、最後に追いつかれてしまった原因は何でしょうか
「本当に一瞬の出来事で何が起こったかよく分からないという気持ちなんですが、結果的に相手の10番であったり9番などの決定的な仕事のできる選手にやられてしまったことだと思います。あそこで踏ん張れる力がなければ優勝は見えてこないと思います」

―開幕戦で流経大と対戦のときは特別な感情があったと思いますが、きょうの試合ではいかがでしたか
「確かに前期は結構意識してましたけど、後期のきょうは特に流経大だから、という意識はなかったですね。高校の頃の同期もあまり試合に出ていなかったですし、ワセダのために、チームのためにという意識をしっかりと持ってきょうの試合は臨んでいました」

―次節は専修大と、1・2位の直接対決となりますが意気込みをお願いします
「この試合に勝たないと優勝は絶対にあり得ません。本当の最後のチャンスだと思って、何が何でも勝ちにいきたいと思います」

●FW榎本大希(3年=横浜FMユース)
―きょうの試合を振り返って
「そうですね、やっぱり残念としか言いようが無いですね。残念でしたけど、これで気持ちを落とさずにラスト二試合本当に勝つだけだと思うので、優勝の可能性があるかぎり頑張りたいと思います」

―前半攻めきれていなかったことについてはどうお考えですか
前節だったら片山(瑛一)に放り込んで個人の力で打ち勝てるというか、そういう場面が多くて勝ててたんですけど、きょうは相手のセンターバックがヘディング強くて足下上手い選手が来ていたので単調な攻撃だけじゃ攻められないなというのは前半最初に感じました。そういう直線的に放り込む攻撃が多くなってしまって単調になってしまいました」

―流経大の印象は
「一人一人の技術が高くて、ああいう順位にいますけど、チームとしての完成度も高いし強いチームという印象があります」

―専大戦にむけて
「因縁の相手じゃないですけど、個人的にはきょねんも専大には優勝されたし阻まれたという思いが結構強くて、一試合の専大に対する思いも強いので、絶対勝ちたいと思います」

●FW秋岡活哉(2年=F東京U-18)
―前半外から見てみていかがでしたか
「前半は0―1という感じでしたけど早大は後半に強いというのは分かっていたし、前半をビハインドで折り返すことも今までよくあったので、特に心配することもなく見ていて、試合の内容を自分はよく分からないので、心配はしていなかったです」

―後半途中出場ということでしたがどのような意気込みで臨まれましたか
「今まで全然点が取れてない中で監督に信頼して使い続けてもらっていたので、残り3試合ということで、そろそろ点を取らなきゃいけないなというのを思っていたのと、ベンチにいるときに「絶好調だぞ」と一言声をかけられて、それでリラックスできたというか、やってやろうという気持ちになりました」

―今試合2得点ですが
「関東リーグでは点を取ってなかったので、点を取ったときは嬉しかったですけど、結果的に勝利に繋がらなかったので、すごく残念です」

―次節に向けて
「自力優勝というのは潰えてしましたけど、自分たちの目標は何も変わらないし、あと2試合可能性がある限り勝利を積み重ねるだけだと思うので、最後まで信じて頑張りたいと思います」

●GK松澤香輝(2年=流通経済大柏高)
―2ー2という結果をどう捉えていますか
「先制されて苦しい展開になりましたが残り時間少ない中逆転してその流れのまま勝ちたかったんですけど、自分がピンチを救えず追いつかれてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです」

―前半サイドを崩される場面が目立ちました
「相手の左サイドがドリブルが出来る選手でサイドバックも積極的にオーバーラップを仕掛けてきたりと非常に攻撃的だったので、上手く対応出来ない場面が多々ありました。そこに関してはこれからチームで修正していきたいと思います」

―逆に後半はワセダペースでした
「残り45分で勝たなければならないという中で、まずは追いつくぞという気持ちで入りました。最初から飛ばしていけたことで主導権を握れたのかなと思います」

―采配が当たり交代して入った選手が結果を出しました
「とみ君(富山貴光)だったりスピードのある秋岡(活哉)が入ったことで勢いづいて、前線の選手を使って攻撃しようというチームのやり方も明確になりましたし、それが統一出来たので積極的に前に行くことが出来ました。相手もやりづらかっただろうし太郎(田中太郎)もサイドからチャンスをつくれていたと思います」

―同点に追いつかれた場面を振り返って
「ボールが流れることを予測して先に動いたんですけど、結果的に転がった方が逆だったのでとめられなかったです。ポジションのミスもありましたし相手のシュートに間に合わなかったというのもあったので自分のミスだと思っています。最後の最後で追いつかれてしまったので悔いが残ります」

―流経大戦ということで特別意識したことはありますか
「本当に流経大だけには負けたくないという思いはありました。たつのこでの試合ということでいつもと違う雰囲気でアウェーな感じだったので、前半その点で相手にペースを握られたというのはあると思います」

―最後に次節の試合に向けて意気込みをお願いします
「本当にもう勝つしかないと思うのでどんな形であっても専大に勝って少しでも優勝に近づけるように頑張りたいです」

●MF田中太郎(1年=藤枝東高)
―きょうの試合を振り返って
「きょうは自力で優勝するためには3勝しなければいけないという中で、皆最終節のような意気込みで試合に望んだのですが、引き分けてしまって残念です」

―引き分けという結果についてどのように捉えていますか
「全然、満足してないです」

―途中出場ということでしたが、意識してプレーしたことは何ですか
「自分の持ち味はドリブルなので、監督からもどんどん仕掛けろと言われていました。チームのためになるプレーをすること、そして自分の持ち味を出していくことを意識しました」

―意識されたドリブルなどで秋岡選手のゴールに絡む活躍をされましたが、自身のプレーについては
「もっとできました。点にももっと絡みたかったですね。シュートもどんどん打ちたかったですし、まだまだです」

―きょうは右サイドからのドリブルからの崩しが多く見られましたが、次回以降改善したい自身のプレー、していきたいプレーはありますか
「もっとパスやドリブルなどといったプレーの成功確立を上げなければならないと思います。シュートだったり、相手に脅威を与えるプレーが出来るプレイヤーにならないといけないと思います。そうならないと、関東では戦っていけないと思います」

―リーグも終盤になりましたが、意気込みを
「まだ、優勝の可能性は残されています。少ない可能性かもしれませんがそれを信じて、残り2試合、2勝します!」

[写真]逆転ゴールを決めガッツポーズをする秋岡

(取材・文 早稲田スポーツ 栗田麻里奈、写真 池田朋美)

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