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[コマスポ]気持ち切り替え、流れを取り戻せるか…

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]
 第87回関東サッカーリーグ2部第4節は28日、ShonanBMW スタジアム平塚で駒澤大が関東学院大と対戦する。前節、東国大にポゼッションを支配され続け、攻撃のリズムが作れず0-1で敗戦し、今季初となる黒星を喫してしまった。次節はなんとか連敗を避け、流れを取り戻したい駒大は関学大に挑む。

 前節、東国大のシュート数12本に対し駒大のシュート数は2本と、圧倒的な開きがでてしまったFW山本大貴(4年=ルーテル学院)は「全体的に試合の入り方が行けなかった」とコメント。序盤チャンスを作るがシュートまで持ち込めず、その後は相手にボールを支配され、幾度となくシュートを浴びる状況が続き、後半開始早々相手の右サイドからのクロスにフリーの選手が合わせ失点を喫し今季初の黒星となった。

 ディフェンス陣の間で声をかけられず、マークを付くべき選手に誰も行かず、相手がフリーになってしまい失点してしまったことで引き起こった失点。3試合連続の失点は、攻守共に課題の残る試合となってしまった。主将のMF碓井鉄平(4年=山梨学院高)は「連敗しないように1週間集中してトレーニングしていきたい」とコメントし、次節の意気込みをぶつけた。東国大戦から1週間。前節の課題をいかに修正しではどのようなサッカーを見してくれるのだろうか注目だ。

 次なる対戦相手の関学大は3節終了時点で、2勝1敗総得点7総失点3。昨シーズンの対戦成績は1勝1敗のため相性は良くも悪くもない相手だ。3点差以上をつけて開幕2連勝をしたためオフェンスには警戒が必要だ。さらにパスサッカーを得意とする関学大に対し、積極的にプレッシャーをかけ、相手のミスを誘いにいかなくてはならない。MFの山本真也(4年=藤枝明城高)はスピードが持ち味の選手。スピードに乗ったドリブルで2試合中1ゴール1アシストを決めた。DF土館賢人(3年=湘南工科大附高)はディフェンスだけでなく、最終ラインからゲーム組み立てることができるチームのキーマンだ。土館の正確なロングパスには気を付けなければならない。

 次節について秋田浩一監督は、選手一人一人のメンタリティの問題も指摘し「ずるずると連敗しないように、気持ちを切り替えて(試合を)やっていきたい」と語った。今の駒大に最も必要なのは目の前の試合を勝ちに行くという気持ちだ。その気持ちを常に持ちながら、関学に勝利し再び良い流れを取り戻すことができるのか。

(文 駒大スポーツ 清村亮太)

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