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[スポ東]一時は2点リード奪うも壮絶な打ち合いの末、ドロー

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[4.27 第87回関東大学サッカーリーグ戦・前期1部リーグ第4節 東洋大5-5筑波大]

 前半早々に得た三田のPKを皮切りに壮絶な打ち合いになる。その後立て続けに2失点するも、前半終了間際に追いつく。後半も両者合わせて6得点生まれた乱打戦の末、5-5で勝ち点1を分け合った。

東洋大5-5(2-2)筑波大

<得点者>
09分 三田尚央(4年=F東京U-18)
45分 三田尚央(4年=F東京U-18)
51分 川森有真(3年=広島ユース)
61分 篠田朋宏(1年=青森山田高)
82分 川森有真(3年=広島ユース)

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園高)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
藤井悠太(4年=武南高)
郡司昌弥(2年=柏U-18)
石坂元気(2年=広島ユース)
▽MF
平石直人(4年=帝京高)
66分→佐々木雅人(3年=西武台高)
年森勝哉(4年=F東京U-18)
91分→斉藤昂太(3年=八千代高)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
篠田朋宏(1年=青森山田高)
75分→仙頭啓矢(1年=京都橘高)
▽FW
三田尚央(4年=F東京U-18)
川森有真(3年=広島ユース)

 今節は、前節退場処分となった出場停止の黒須に代わり1トップに川森が入り、年森が今季初先発を果たした。

 前半、DFラインが高い筑波大に対し、川森や三田が裏を狙う動きをみせる。すると9分、藤井のロングパスに抜け出した三田がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得する。これを三田がゴール右隅に決め、幸先よく先制する。しかし3分後、ペナルティエリア内で藤井がボールをクリアした際に手に当たり、ハンドの判定。冷静に決められ同点に追いつかれる。流れは筑波大へいき32分、左サイドを崩されクロスを上げられると中で合わせられ、逆転を許す。だが、終了間際に篠田のロングパスから三田が抜け出し、ゴールへ流し込み同点に追いつき、前半は1-1で終えた。

 後半早々、試合は動く。51分、カウンターからゴール前で左サイドを駆け上がった馬渡からのパスを川森が受ける。相手GKと1対1を決め、逆転に成功した。61分には、相手のハンドでゴール正面やや右でFKを獲得し、キッカーは篠田。「あの角度は自信があった」と篠田の左足から放たれたボールはゴールへ突き刺さり、公式戦初ゴールを決めた。2点リードとなり、優位に試合を運びたいところであったが61分に1点を返されると、立て続けに2失点。一気に逆転されてしまう。追いつきたい東洋大は佐々木、仙頭と次々と攻撃陣を投入。すると82分、仙頭からのパスを川森がペナルティエリア内で受けると、倒され今試合2つ目のPKを得る。川森が左へ決め、再び5-5の同点に追いついた。その後も攻撃を仕掛けるが勝ち越し点を奪えず試合終了となった。

 エース・黒須不在ながらも5得点を決めた攻撃陣は評価できる。特に代わりに入った川森は攻撃の起点となった。それに対し5失点を喫し、開幕から4試合で11失点と安定感を欠いているDF陣。大量失点は致命的な結果に繋がってしまう恐れもある。そこは修正し、次戦は開幕戦以来離れている勝ち点3をつかみにいく。

[写真]得意の左足から初ゴールを決めた篠田

(文 スポーツ東洋 小俣勇人)
(写真 平柳麻衣 横井喬 白石有香) 

[次節試合予定]
第5節・5月4日中大戦(13:50@厚木市荻野運動公園)

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