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[スポ東]内田、仙頭の初ゴールも、終了間際の失点で勝ち星逃す

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[5.11 第87回関東大学サッカーリーグ戦・前期1部リーグ第6節 東洋大2-2順大]

 開幕から5試合勝利から遠ざかっている東洋大は、今節、7位の順大と対戦した。前半16分に一瞬の隙を突かれ失点するも、前半アディショナルタイムにCKから内田がリーグ戦初ゴールを奪う。53分には仙頭も初ゴールを決め勝ち越しに成功するも、試合終了間際に失点を喫し、2-2の引き分けに終わった。
 
東洋大2-2(1-1)順大

<得点者>
45+1分 内田築(4年=市立船橋高)
53分 仙頭啓矢(1年=京都橘高)

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園高)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
内田築(4年=市立船橋高)
藤井悠太(4年=武南高)
筑井駿(3年=前橋育英高)
▽MF
年森勝哉(4年=F東京U-18)
83分→飯島樹生(1年=流通経済大柏高)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
仙頭啓矢(1年=京都橘高)
87分→郡司昌弥(2年=柏U-18)
黒須大輔(4年=習志野高)
88分→佐々木雅人(3年=西武台高)
▽FW
三田尚央(4年=F東京U-18)
川森有真(3年=広島ユース)

 5試合勝ち星から遠ざかっている東洋大は、前節に続き、内田がCBに入り、仙頭が初スタメンを飾った。相手の激しいプレスや、ピッチコンディションの悪さもあってか序盤はなかなかペースがつかめない。7分に、黒須がチーム初シュートを放つもゴール左へ外れる。徐々に相手が前に出始めると17分、中央から守備陣の一瞬の隙を突かれ、先制点を奪われる。反撃に出たい東洋大は、セカンドボールを拾いだし、攻勢に出る。21分、仙頭のパスを受けた馬渡がシュート、28分にも仙頭とのワンツーから三田が抜け出すもGKに阻まれ、得点にはつながらない。39分には川森が裏に抜け出し、GKをかわすもシュートはバーの上へ。そのまま前半終了かと思われたアディショナルタイム、馬渡のCKから内田がフリーで合わせ同点に追いつく。

 後半早々、試合が動く。53分、相手CKから立て続けにシュートを浴びるも、浅沼の体を張ったセービングでゴールを許さない。するとそこからカウンターを仕掛ける。一度はボールを奪われるも、素早い攻守の切り替えから仙頭が奪い返しゴールへ向かう。そのまま相手を振り切ると、ファーサイドにシュートを突き刺し、勝ち越しに成功する。仙頭は嬉しいリーグ戦初ゴールとなった。さらに追加点を狙い、57分にはFKのこぼれ球を内田が狙うも相手GKのファインセーブに遭う。その後はピッチコンディションを考慮し、無理せずはっきりクリアする場面が続く。ゲームの主導権を握られる展開になり、順大がロングボールを使ってゴールをこじ開けようとするも、藤井、内田を中心に跳ね返し、追撃を許さない。開幕戦以来の勝利を目指し、誰一人として足を止めず、球際も決して緩めない決死のディフェンスを見せる。83分に飯島、87分には郡司と守備的な選手を入れ、逃げ切り体勢に入るも迎えた88分、ゴール前の混戦から強引に押し込まれ、同点ゴールを奪われる。そのまま試合終了の笛が鳴り、2-2の引き分けに終わった。

「逃げ切りたかった」と試合後に古川監督が語るように、終了間際に追いつかれる悔しい展開となった。しかし、泥まみれになりながらも、足を止めずに走り続けた選手たちの頑張りは必ず次につながる。前期の試合も残り少ないが、今日のような戦う気持ちをみせ続ければ、勝利をつかめるはずだ。

[写真]仙頭のゴールで一時は勝ち越した

(文 スポーツ東洋 横井喬)
(写真 平柳麻衣)

[次節試合予定]
第8節・5月19日国士大戦(11:30@川口)

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