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[ユニバーシアード]先制PKの長澤「この点差には満足している」

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[7.5 ユニバーシアードGL第1戦 日本4-0トルコ ロシア]

 横浜F・マリノスや浦和レッズ、清水エスパルスなどが争奪戦を繰り広げている注目MF長澤和輝(専修大4年=八千代高)が、先制PKを決めるなどチームの4発勝利に貢献した。

 前半11分、長澤は専大でコンビを組むFW仲川輝人(3年=川崎F U-18)へパスを通すと、抜け出した仲川がPKを獲得。これを長澤が決めて先制すると、チームメートが背番号7の元へ駆け寄り、祝福した。

 チームを勢いづけた長澤はその後も攻撃の起点としてチャンスメーク。チームは後半に3ゴールを加えて快勝発進した。長澤は「トルコのCBは、FWに対するプレスが強いので、瞬間的な動き出しを意識した。初戦で勝てるか、負けるかで、その後が大きく違ってくるので勝てて良かったと思うし、この点差には満足している」と混戦が予想されるグループ突破へ向けて4点差をつけて勝利したことを喜んだ。

 国内の大学レベルでは簡単には止まらないドリブル、絶妙なスルーパスに加えて左右両足から正確なシュートを放つなどフィニッシャーとしてもハイレベル。関東大学リーグ1部では第9節終了時点で8得点、3アシストで得点ランキング、アシストランキングでともに首位に立っている(アシストは1位タイに計4選手)。その進路にも注目が集まるMFだが、今大会はチームリーダーとして日本の連覇達成に集中する。

(取材 飯嶋玲子)

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