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[スポ東]序盤の連続失点が響き敗戦…リーグ戦を7位で折り返す

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[6.15 第88回関東大学サッカーリーグ戦2部第11節 東洋大1-2日体大]

 前期リーグ最終戦の対戦相手は、昨季共に1部から降格した日体大だった。4分にCKから失点すると、直後の8分にもカウンターから得点を奪われ、いきなり2点のビハインドを負う。58分にCKから田口のゴールで1点を返し、その後も猛攻を続けるが、あと1点が遠く敗北。前期リーグをまさかの7位で終えた。

<得点者>
58分 田口

<警告>
64分 田口
75分 斉藤

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(4年=成立学園高)
▽DF
石坂元気(3年=広島ユース)
田口慎太郎(4年=帝京高)
郡司昌弥(3年=柏U-18)
池田稔樹(3年=桐生一高)
65分→飯島樹生(2年=流通経済大柏高)
▽MF
原田守(1年=藤枝東高)
小山北斗(3年=帝京高)
65分→川森有真(4年=広島ユース)
斉藤昂太(4年=八千代高)
90分→飯野峻地(4年=大宮ユース)
仙頭啓矢(2年=京都橘高)
▽FW
遊馬将也(3年=武南高)
平石直人(4年=帝京高)

  今節は試合時間の変更もあり、照明が点灯する中で行われた珍しいナイトゲームとなった。勝ってリーグ戦を折り返したい東洋大であったが、4分、左サイドのCKからフリーでヘディングシュートを打たれ、先制点を許す。さらに8分、カウンターから左サイドを崩され、ペナルティーエリア内にボールを入れられる。ゴール前でクリアをしきれずにいると、こぼれ球を押し込まれ、追加点を奪われた。すぐさま得点を返したい東洋大は、ボールをポゼッションしながら、反撃の糸口を探す。しかし、相手の組織的な守備の前に決定的な場面を作ることができない。ファーストシュートを放ったのは30分。小山北からのロングフィードを受けた仙頭が左サイドからクロスをあげる。そのボールを遊馬が落とし、斉藤がシュートするも相手GKにキャッチされてしまう。その後も攻め続けるが、点差を詰められないまま前半を終えた。

 後半に突入してからも、攻めの姿勢は変わらない。58分、CKから、田口が相手のマークを上手く外すと、フリーでヘディングシュートを放つ。ボールはGKの頭上を越え、ゴールネットに吸い込まれる。後半開始早々に1点を返し、勢いづくイレブン。直後の59分、仙頭がゴール前で、相手DFに囲まれながらも振り向きざまのシュートを放つ。無情にもボールはゴールポストを叩き、同点弾とはならない。65分、川森と飯島を同時に投入し、さらに攻勢をかける。72分、細かいパスワークから抜け出した石坂がシュートを狙うが、クリアされる。そのボールを川森が拾い、シュートを打つもGK正面となってしまう。アディショナルタイムにはオーバーラップした飯島を起点に仙頭、平石とつなぎ、逆サイドの石坂にボールが渡るが、シュートは大きく枠を外れる。さらに、CKのチャンスではGKの浅沼も攻撃に参加するが、ゴールは奪えない。結局、序盤の2失点が響き、前期リーグ最終戦の勝ち点を落とした。

 1年での1部復帰を目指し、今リーグ戦に臨んでいる東洋大サッカー部にとって、前期リーグは悔しい結果となっただろう。決して試合内容は悪くはないが、決定機を決めきれず勝ち点を獲得することができなかった。しかし、首位の神大、2位の関学大に勝利するなど、後期リーグでの挽回の余地は大いにある。まずは、18日に行われる天皇杯予選で1部の国士大に勝利し、自信と調子を取り戻したい。

<写真>最後はキーパーの浅沼も攻撃に参加した

(文 スポーツ東洋 村田真奈美)
(写真 横井喬)

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