全日本大学サッカー連盟は10日、JFAハウスで第29回デンソーカップチャレンジサッカー広島大会の記者会見を行った。会見には全日本大学選抜チームを率いる神川明彦監督(明治大総監督)、選手のDF湯澤聖人(流通経済大=右)、DF室屋成(明治大=左)らが出席した。

　今年で29回目を迎えるデンソーカップチャレンジサッカーは2月26日に開会し、28日までの3日間で覇権が争われることとなる。出場チームは全日本大学選抜チームの他に、北海道・東北選抜、関東選抜A、関東選抜B、東海・北信越選抜、関西選抜、中国・四国選抜、九州選抜の計8チームとなる。

　昨年度王者・全日本大学選抜チームの一員である湯澤は「1試合1試合が難しくなると思うし、一人ひとりが100パーセントの力を出さないと優勝できません。ただ、僕たちは代表の誇りや責任を感じ、すべてのプレーで相手を上回る責任と義務があります。2連覇を目指したい」と意気込みを語った。

　また、同様に昨年の優勝メンバーである室屋は「昨年も簡単な試合はなかったように、今年も簡単な相手はいません。ただ、僕たちのチームはずっと強化してきたので、絶対に勝たないといけない。2連覇を目指して頑張りたい」と再び頂点を目指すと誓った。

　なお、大会後に22名の海外キャンプメンバーが選出され、3月5日から20日まで行われるスペイン・バルセロナ遠征、3月29日に韓国で行われるDENSO CUP SOCCER第12回大学サッカー日韓(韓日)定期戦に参加する。

(取材・文　折戸岳彦)