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[コマスポ]駒澤大vs神奈川大:プレビュー

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 第89回関東大学サッカーリーグ1部第5節は4月25日、三ツ沢公園陸上部競技場で駒澤大神奈川大と対戦する。前節、駒大は見事中央大に快勝し、ようやく連敗から脱出した。一方の神大はここまでの4戦で未だ勝ち星をあげられていない。「次節は本当に大事な試合になってくるので、そこを勝って上位に食らいつきたい」と主将のFW菊池将太(4年=習志野高)。両者ともこの一戦にかける気持ちは強い。

 前節は連戦の疲れもあり、攻撃陣には1、2年生を中心としたフレッシュなメンバーが先発に名を連ねた。試合は監督の采配が的中し、先発で出場した下級生たちがピッチで躍動する。初先発となったFW室町仁紀(1年=東京Vユース)が頭で押し込み先制し、さらにFW小口大司(2年=前橋育英高)の鮮やかなミドルシュートで追加点をあげ試合を決めた。今まで悪い流れの試合が多かっただけに新戦力が活躍し、勝ち点3がとれたことは駒大にとって非常に価値のある試合になっただろう。

 そして次節むかえるは神大戦だ。今季から1部復帰を果たした神大はFW西田子龍(4年=横浜FCユース)やFW鈴木翔大(4年=日本航空高)をはじめとする強力な攻撃陣が武器。その攻撃陣を駒大の選手たちがどう抑えていくかが重要となってくるだろう。

 対する駒大は前節活躍した1、2年生に注目だ。ゴールこそなかったものの、スピードのあるドリブルで相手を翻弄したルーキーのMF伊藤大祐(1年=山梨学院大附属高)や精度の高いキックが持ち味のDF竹澤昂樹(2年=富山第一高)など試合に出ればワンプレーで流れを変えられる選手たちが多い。また「粘ることを覚えればこれからに繋がる」と秋田監督が話すように、攻撃・守備の両面で粘り強いプレーを相手にどれだけできるかということも勝敗のカギを握っているだろう。現在2勝2敗の5位につけている駒大と初勝利が欲しい神大の負けられない戦いがはじまる。

(文 駒大スポーツ 織原祥平)

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