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[コマスポ]後半の巻き返しも及ばず敗戦:早稲田大戦

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ1部・第10節は5月23日、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で、駒澤大VS早稲田大戦が行われた。MF中村駿(4年=習志野高)主将が「立ち上がりに失点してしまい、自分たちでゲームの流れを壊してしまった」と話す通り、序盤に早大に先制を許してしまい0-1で敗北を喫してしまった。

 試合開始直後の10分にいきなり失点してしまう。ロングボールを前線に放られ、競り合った後ゴール前のスペースに転がったセカンドボールを拾われてキーパーと1対1の状態に。GK積田景介(4年=市立船橋高)がシュートコースを消しつつ間合いを詰めていたが上手く決められてしまった。その後もDFラインの裏のスペースを狙われ押し込まれる場面を多く作られるが「20分過ぎから粘れるようになった」(中村)と、粘り強い守備で最少失点に抑え前半を折り返す。

 迎えた後半は打って変わって駒大が攻勢を強め試合の主導権を握る。FW菊池将太(4年=浦和東高)が前線で起点となりサイド攻撃に繋げゴールに迫る。66分にはMFキム・デセン(3年=東京朝鮮高)のクロスを菊池将太がファーサイドに逸らし、MF吉岡雅和(3年=長崎総合科学大附高)が頭で合わせたが惜しくもゴールポストをかすめた。その後も好機を作るが結局1点も返すことができず試合終了のホイッスルが鳴らされてしまった。

 試合後、キャプテンの中村は「後半に点をとれるという自信はあったが、攻め続けていた結果とれずに終わってしまった。それが今の駒大の実力だと思う。ゴール前で早大の粘りに負けてしまった」と試合を振り返った。来週には総理大臣杯の予選があるが、それを終えればすでに前期リーグ最終戦だ。現在の順位は9位ときびしい位置につけているが目標にあげているインカレ出場へ向け、少しでも順位を上げて前半戦を締めくくりたい。

(文 駒大スポーツ 向江凌理)
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