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[関西]日本一の関西学院大は阪南大とドロー、大体大を撃破で首位キープ:第10&11節

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第93回関西学生サッカーリーグ1部


 第93回関西学生サッカーリーグの第10節が9日と10日に、第11節が12日と13日に各地で行われた。今夏に行われた総理大臣杯で日本一に輝いた関西学院大は、連戦で強敵相手に勝ち点を重ねると、首位の座をキープ。第10節では阪南大と3-3で引き分け、第11節では大阪体育大に1-0で勝利した。

 約2か月の中断期間を経て行われた第10節。昨季のリーグ王者・阪南大と今夏の総理大臣杯で日本一に輝いた関西学院大が激突した。試合は後半1分に阪南大がFW前田央樹(3年=福岡U-18)のゴールで先制すると、3分後の同4分には追加点。さらに後半8分には、CKから相手のオウンゴールを誘発し、3-0と差を広げた。

 後半開始からの8分間で3失点した関西学院大だが、下を向かない。後半18分にFW呉屋大翔(4年=流通経済大柏高)のゴールで1点を返すと、同42分にはCKから最後はMF小林成豪(4年=神戸U-18)のヘディング弾で2-3に詰め寄る。すると、後半45分にはFKの流れから最後は呉屋が決めた。3-3に追いつき、試合は終了。勝ち点1を分け合った。

 なお、第10節で大阪体育大京都産業大と対戦。FW澤上竜二(4年=飛龍高)のゴールで先制も、終了間際の後半アディショナルタイム4分に失点。1-1の引き分けに終わった。また悪天候の影響で翌10日に延期された一戦では、桃山学院大びわこ成蹊スポーツ大に2-0で勝利している。

 そして、中2日で行われた第11節。首位に立つ関西学院大大阪体育大と対戦。スコアはなかなか動かなかったが、後半45分に途中出場のFW中井栞吏(2年=東海大五高)が決めたゴールが決勝点。関西学院大が1-0で勝利した。相手の6本を大きく上回る13本のシュート放った大阪体育大だったが、1点が遠かった。

 関西学院大に食らいつきたい2位・阪南大びわこ成蹊スポーツ大と対戦。前半7分に前田のゴールで先制した阪南大だが、同25分にPKを決められ、追いつかれる。それでも失点から3分後の前半28分、MF藤原奏哉(2年=ルーテル学院高)がシュートを決め、2-1と二度目のリードに成功。前半を折り返した。

 迎えた後半は、なかなかスコアが動かない。しかし、このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム3分。びわこ成蹊スポーツ大がFW熊田克斗(2年=立正大淞南高)のゴールで追いつき、2-2で試合は終了。首位に立つ関西学院大に食らいつきたい2位・阪南大だったが勝ち点5差に開いてしまった。

結果は以下のとおり

【第11節】(9月12日)
[J-GREEN堺・メインフィールド]
京都産業大 2-3 関西大
[京]松井慎太朗(57分)、橋本侑紀(86分)
[関]秋山一輝(2分=補・石井光輝)、深尾将玄(18分=補・篠原宏仁&布施周士)、加賀山泰毅(60分=補・篠原宏仁)

桃山学院大 0-1 大阪学院大
[大]箱崎裕也(69分)

[山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場]
近畿大 1-1 甲南大
[近]國分将(90分+1=補・横山航河)
[甲]吉田恵人(53分=補・阿波野稔旺)

立命館大 0-1 大阪産業大
[大]喜多翔(63分=補・薮内健人)

[J-GREEN堺・メインフィールド]
関西学院大 1-0 大阪体育大
[関]中井栞吏(90分)

阪南大 2-2 びわこ成蹊スポーツ大
[阪]前田央樹(7分=補・八久保颯)、藤原奏哉(28分)
[び]西村勇太(25分)、熊田克斗(90分+3=補・堂安憂)

【第10節】(9月9日)
[西京極総合運動公園陸上競技場]
大阪学院大 0-2 立命館大
[立]國分伸太郎(7分=補・髙野登志基)、髙野登志基(29分=補・加藤臣哉&芝丈寛)

大阪体育大 1-1 京都産業大
[大]澤上竜二(66分)
[京]米丸智幾(90分+4)

[J-GREEN堺・メインフィールド]
大阪産業大 1-1 甲南大
[大]蔭西優作(83分=補・松本晃司)
[甲]西彰太(57分)

関西大 1-2 近畿大
[関]池内拓朗(12分)
[近]鈴鹿大祐(66分=補・横山航河)、國分将(84分=補・藤本拓臣)

[ヤンマーフィールド長居]
阪南大 3-3 関西学院大
[阪]前田央樹(46分)、脇坂泰斗(49分=補・松下佳貴)、オウンゴール(53分)
[関]呉屋大翔2(63分=補・小林成豪、90分=補・中井栞吏&米原祐)、小林成豪(87分=補・森信太朗)

(9月10日)
[J-GREEN堺S4フィールド]
びわこ成蹊スポーツ大 0-2 桃山学院大
[桃]上原俊喜2(56分=補・岩崎尚将、64分)


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