[インカレPO]順天堂大が金沢星稜大退け、全国へ…MF長谷川の芸術ループが決勝点!!
[11.23 全日本大学選手権プレーオフ 順天堂大1-0金沢星稜大 NACK]
第64回全日本大学サッカー選手権大会のプレーオフが23日、 NACK5スタジアム大宮で行われた。関東第6代表の順天堂大は前半34分にMF長谷川竜也が決めたゴールを守りきると、北信越第2代表の金沢星稜大に1-0で勝利した。12月8日に開幕する全日本大学選手権行きを勝ち取った。
全国切符のかかった一戦。先にシュートを放ったのは金沢星稜大だった。前半4分、中盤でボールを奪ったFW西原樹がセンターライン付近から思い切り良くミドルシュートを狙う。これはクロスバー上方へ外れた。
その後は順天堂大がチャンスを演出。前半13分にはMF新里涼の左CKからファーサイドへDF矢部純也が飛び込むも、DFにクリアされた。同28分には中盤でボールを奪った新里がドリブルで運ぶと、最後はゴール右のMF杉田真彦が右足シュート。惜しくも枠外だった。
それでも前半34分に試合は動く。中央からドリブルで持ち込んだMF長谷川竜也がワンツーでPA左へ抜け出ると、GK今岡亮介の頭上を越える技ありループ。鮮やかな起動を描いたボールはネットへ吸い込まれた。順天堂大が1-0と先制に成功した。
直後の前半35分に金沢星稜大はDFウェバー・ジェイコブ・見季が右膝を負傷。そのまま担架で運ばれ、代わってDF鍛冶勇介が入った。同42分にはMF原遥介の右CKからゴール正面の鍛冶がヘディングシュート。わずかにクロスバー上に外れる。その後はDF塩田恵大が立て続けにロングスローで見せ場をつくるも、得点にはつながらない。順天堂大リードの1-0で前半を終えた。
後半開始直後には順天堂大が追加点のチャンスを迎えるも、金沢星稜大の守護神・今岡が右手一本でセーブ。2点目は許さない。同14分にはFW名古新太郎のパスからPA右のFW佐野翼が右足シュート。DFに当たり、ネットは揺らせず。同15分に順天堂大は最初の交代カードを切り、杉田に代わって、MF進藤圭介をピッチへ送った。
守備の時間が続いた金沢星稜大だが、後半18分に決定機。カウンターから左サイドへ抜け出たFW西原樹がGKとの1対1からグラウンダー気味のシュートを放つ。わずかにポスト左へ外れた。
追いつきたい金沢星稜大は後半24分に原に代え、MF斉藤和也を投入する。同32分には右サイド、塩田のロングスローからPA内正面でフリーの西原が右足ダイレクト。わずかにクロスバー上へ逸れた。1点差のまま時間は過ぎる。
後半39分には金沢星稜大の西原が敵陣で必死に粘ると、右サイドへ展開。MF山下泰明の折り返しはGK今川正樹に止められた。同42分にはゴール正面でキープした山下のパスから鍛冶が抜け出る。GKを前に放った右足シュートは無情にもクロスバー。跳ね返りはGK今川にキャッチされた。
押し込まれる中で1点を守りきりたい順天堂大。後半42分に佐野に代わり、FW松島奨真を投入する。後半44分には金沢星稜大が立て続けにCKを獲得。セカンドボールを拾って展開。飛び出たGKの裏を狙って攻め込むが、1点が奪えない。右クロスから山下がヘディングシュートを打つもまたもクロスバー。3分間のアディショナルタイムでゴールは生まれずに1-0で試合は終了した。
勝利した順天堂大は全日本大学選手権(インカレ)の1回戦を12月8日に迎え、ゼットエーオリプリスタジアムで関西第4代表・大阪学院大と対戦する。
(取材・文 片岡涼)
第64回全日本大学サッカー選手権大会のプレーオフが23日、 NACK5スタジアム大宮で行われた。関東第6代表の順天堂大は前半34分にMF長谷川竜也が決めたゴールを守りきると、北信越第2代表の金沢星稜大に1-0で勝利した。12月8日に開幕する全日本大学選手権行きを勝ち取った。
全国切符のかかった一戦。先にシュートを放ったのは金沢星稜大だった。前半4分、中盤でボールを奪ったFW西原樹がセンターライン付近から思い切り良くミドルシュートを狙う。これはクロスバー上方へ外れた。
その後は順天堂大がチャンスを演出。前半13分にはMF新里涼の左CKからファーサイドへDF矢部純也が飛び込むも、DFにクリアされた。同28分には中盤でボールを奪った新里がドリブルで運ぶと、最後はゴール右のMF杉田真彦が右足シュート。惜しくも枠外だった。
それでも前半34分に試合は動く。中央からドリブルで持ち込んだMF長谷川竜也がワンツーでPA左へ抜け出ると、GK今岡亮介の頭上を越える技ありループ。鮮やかな起動を描いたボールはネットへ吸い込まれた。順天堂大が1-0と先制に成功した。
直後の前半35分に金沢星稜大はDFウェバー・ジェイコブ・見季が右膝を負傷。そのまま担架で運ばれ、代わってDF鍛冶勇介が入った。同42分にはMF原遥介の右CKからゴール正面の鍛冶がヘディングシュート。わずかにクロスバー上に外れる。その後はDF塩田恵大が立て続けにロングスローで見せ場をつくるも、得点にはつながらない。順天堂大リードの1-0で前半を終えた。
後半開始直後には順天堂大が追加点のチャンスを迎えるも、金沢星稜大の守護神・今岡が右手一本でセーブ。2点目は許さない。同14分にはFW名古新太郎のパスからPA右のFW佐野翼が右足シュート。DFに当たり、ネットは揺らせず。同15分に順天堂大は最初の交代カードを切り、杉田に代わって、MF進藤圭介をピッチへ送った。
守備の時間が続いた金沢星稜大だが、後半18分に決定機。カウンターから左サイドへ抜け出たFW西原樹がGKとの1対1からグラウンダー気味のシュートを放つ。わずかにポスト左へ外れた。
追いつきたい金沢星稜大は後半24分に原に代え、MF斉藤和也を投入する。同32分には右サイド、塩田のロングスローからPA内正面でフリーの西原が右足ダイレクト。わずかにクロスバー上へ逸れた。1点差のまま時間は過ぎる。
後半39分には金沢星稜大の西原が敵陣で必死に粘ると、右サイドへ展開。MF山下泰明の折り返しはGK今川正樹に止められた。同42分にはゴール正面でキープした山下のパスから鍛冶が抜け出る。GKを前に放った右足シュートは無情にもクロスバー。跳ね返りはGK今川にキャッチされた。
押し込まれる中で1点を守りきりたい順天堂大。後半42分に佐野に代わり、FW松島奨真を投入する。後半44分には金沢星稜大が立て続けにCKを獲得。セカンドボールを拾って展開。飛び出たGKの裏を狙って攻め込むが、1点が奪えない。右クロスから山下がヘディングシュートを打つもまたもクロスバー。3分間のアディショナルタイムでゴールは生まれずに1-0で試合は終了した。
勝利した順天堂大は全日本大学選手権(インカレ)の1回戦を12月8日に迎え、ゼットエーオリプリスタジアムで関西第4代表・大阪学院大と対戦する。
(取材・文 片岡涼)