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[関東]「現実を突きつけられた」筑波大“開幕戦”で王者に完敗…次節明治早稲田全勝対決へ:第4節

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明治大が開幕4連勝

 JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦1部の前期第4節が26日に行われた。新型コロナウイルスの影響で参加が遅れていた筑波大が、明治大との対戦でリーグ開幕を迎えた。

 しかし王者相手に序盤から劣勢を強いられると、前半42分にFW小柏剛(4年=大宮ユース/札幌内定)の左クロスに走り込んだFW佐藤凌我(4年=東福岡高)に先制点を決められる。さらに後半に入ってもすぐの3分にセットプレーからMF藤原悠汰(3年=広島皆実高)に追加点を決められ、あっという間にリードが2点に広がる。

 そして終了間際には途中出場のDF岡庭愁人(3年=FC東京U-18)にダメを押されて、0-3で敗戦。初戦を戦い終えた筑波大の小井土正亮監督も、「現実を突きつけられた。コンディション(不足)を言われる方もいるが、今の筑波と今の明治の試合だった。いい勉強をさせてもらった」と完敗を認めざるを得ないといった様子だった。

 一方の3-0で快勝した明治大は開幕4連勝となった。

 明治大とともに開幕スタートダッシュを決めたのが早稲田大だ。第2節の筑波大戦は延期となっているが、前節も専修大に逆転勝ちして2連勝。そして26日の桐蔭横浜大戦ではFW梁賢柱(4年=東京朝鮮高)のPK弾を皮切りに後半だけで5得点を奪って圧勝。2年ぶりの開幕3連勝を決めた。8月1日の次節は明治大との全勝対決になる。

 初勝利を目指した駒澤大は3度のリードを追いつかれて国士舘大とドロー。法政大はFW佐藤大樹(3年=札幌U-18)の2ゴール1アシストの活躍などで5得点を奪って専修大に快勝。2度のビハインドを跳ね返す逆転劇となった。先発して大学リーグ戦デビューを飾ったDFモヨ・マルコム強志(1年=東福岡高)も1アシストを記録した。

 8月1日の第5節からは順天堂大が参戦予定。これで1部は全12チームが出そろうことになる。その順天堂大は桐蔭横浜大と対戦する。

▽第4節
(7月26日)
立正大 0-0 中央大

明治大 3-0 筑波大
[明]佐藤凌我(42分)、藤原悠汰(48分)、岡庭愁人(90分+4)

法政大 5-2 専修大
[法]田中和樹(29分)、佐藤大樹2(62分、77分)、平山駿(68分)、今泉富(81分)
[専]鈴木龍之介2(27分、38分)

駒澤大 3-3 国士舘大
[駒]宮崎鴻(10分)、薬真寺孝弥(72分)、土信田悠生(85分)
[国]梶谷政仁(51分)、新井晴樹(76分)、有田稜(89分)

桐蔭横浜大 0-5 早稲田大
[早]梁賢柱2(52分、61分)、杉山耕二(68分)、阿部隼人(80分)、田部井悠(82分)

●第94回関東大学L特集

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