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[関東]法政が痛恨連敗、3発快勝明治が首位返り咲きも…駒澤、流経にも“首位折り返し”の可能性残る:第11節

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明治大が早稲田大に快勝した

 JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦1部の前期最終節となる第11節が26日に行われた。

 首位で迎えた法政大桐蔭横浜大と対戦。前半35分に左CKを獲得した法大は、ニアに飛び込んだFW佐藤大樹(4年=札幌U-18/町田内定)が頭でコースを変えたボールをMF松井蓮之(4年=矢板中央高/川崎F内定)が押し込んで先制する。

 しかし後半24分にFW左部開斗(3年=流通経済大柏高)に同点弾を許すと、同30分には左部のアシストからMF水野颯太(3年=常葉橘高)に逆転弾を許し、まさかの逆転負け。前節の早稲田大戦に続く痛恨の連敗で、首位陥落となった。

 代わって首位に返り咲いたのが、明治大だ。同勝ち点の18同士で迎えた対決だが、前半15分にMF田中克幸(2年=帝京長岡高)のアシストからFW藤原悠汰(4年=広島皆実高)が左足で豪快に蹴り込んで先制。後半19分には相手GKのミスを突いた田中克の今季初ゴールと、同34分のFW佐藤恵允(2年=実践学園高)のミドルで突き放し、3-0で快勝した。

 1試合未消化の駒澤大にも前期首位折り返しの可能性が残った。順天堂大と0-0で引き分け、自力での首位折り返しの可能性が潰えたかに思われたが、法大が敗れたことで可能性が復活。未消化の国士舘大戦に勝利すれば勝ち点22となり、同21の明大を上回ることが可能となる。

 また3試合未消化で勝ち点13の流通経済大も3連勝すれば勝ち点22に到達する。未消化試合の相手は現在下位に沈む3チームということを考えれば、捲る可能性は十分にありそうだ。ただし、未消化試合の日程は現時点では未定となっている。

 なお、関東大学リーグの後期リーグは7月31日に開幕。中断期間には総理大臣杯となるアミノバイタルカップを開催。同大会は7月10日に開幕する。

順天堂大 0-0 駒澤大

明治大 3-0 早稲田大
[明]藤原悠汰(15分)、田中克幸(64分)、佐藤恵允(79分)

慶應義塾大 1-2 筑波大
[慶]飯塚亮貴(38分)
[筑]沖田空(67分)、和田育(79分)

法政大 1-2 桐蔭横浜大
[法]松井蓮之(35分)
[桐]左部開斗(69分)、水野颯太(75分)

国士舘大 延期 拓殖大
立正大 延期 流通経済大

●第95回関東大学L特集

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