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[アミノ]産業能率大が初優勝!11人目突入のPK戦で法政大撃破

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産業能率大が初優勝

 アミノバイタルカップの決勝が25日に行われ、産業能率大がPK戦の末に法政大を下し、初優勝を飾った。

 壮絶な試合になった。スコアレスで緊張感を保ったまま、試合は延長戦に突入。均衡が破れたのは延長後半2分、産能大はMF小野寺亮太(3年=湘南工科大附高)がエリア内をドリブル突破。左足でゴールにねじ込み、先制点を奪う。


 しかし諦めない法大は延長後半8分、ゴール前の連続攻撃で産能大に圧力をかけると、DF宮本優(4年=清水ユース)の右クロスがオウンゴールを誘発。産能大にとっては小野寺のクリアがMF川人太陽(2年=徳島市立高)に当たってコースが変わってしまう不運な失点だった。

 勝敗の行方はPK戦に委ねられることに。先攻の法大は一人目で蹴ったMF田部井涼(4年=前橋育英高/横浜FC内定)が枠外に外して失敗。しかしGK近藤壱成(3年=磐田U-18)が産能大の3人目で蹴ったMF中島怜意(3年=前橋商高)のシュートを止めてタイに戻す。

 その後も両軍決め続けて迎えた9人目、法大はMF青木俊輔(1年=東福岡高)が枠上に失敗。しかし産能大も決めれば勝ちのPKをDF小山田賢信(2年=町田ユース)が失敗してPK戦は継続される。

 そしてPK戦は11人目のGK対決に突入。先攻の法大はGK近藤のシュートを主将GK牧野恋音(4年=磐田U-18)に止められる。逆に後攻で蹴った牧野はしっかりとゴールネットに突き刺し、勝負を決めた。


 同日行われた3位決定戦では東京学芸大山梨学院大に3-0で快勝。5位6位決定戦では東洋大駒澤大を3-0で下した。上位6校は総理大臣杯に今大会の順位を持って代表校として出場する。総理大臣杯は8月23日に開幕する。

▽決勝
産業能率大 1-1(PK9-8) 法政大
[産]小野寺亮太(102分)
[法]オウンゴール(108分)

▽3位決定戦
山梨学院大 0-3 東京学芸大
[東]河田稜太(49分)、竹内海斗(56分)、井上颯太(89分)

▽5位6位決定戦
東洋大 3-0 駒澤大
[東]飯澤良介(47分)、伊藤恵亮(64分)、高柳郁弥(84分)

▽7位8位決定戦
日本大 2-3(延長) 流通経済大
[日]千葉隆希(80分)、熊倉弘達(84分)
[流]菊地泰智(48分)、仙波大志2(86分、95分)
●第95回関東大学L特集

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