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平山相太監督初タイトル!筑波大が明治大に快勝して新人戦初優勝

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平山相太監督率いる筑波大が新人戦を初優勝した

[12.24 大学新人戦決勝 筑波大3-1明治大 ブリオベッカ浦安競技場]

 平山相太“監督”が初タイトル獲得だ。第6回全日本大学サッカー新人戦の決勝が24日に行われ、筑波大明治大を3-1で下して初優勝を飾った。

 筑波大の大会を通しての安定した戦いぶりが光った。グループリーグの初戦で富士大に6-0で大勝すると、勝った方が決勝トーナメントに進むことが出来る福岡大戦も1-0で勝利。準決勝でも法政大を2-0と寄せ付けず、決勝へと勝ち上がっていた。

 そして決勝でも開始早々に得点して、試合を優位に運ぶ。前半9分、カウンターからMF高山優(2年=筑紫丘高)が左クロスを上げると、ニアに走り込んだMF竹内崇人(2年=広島ユース)が押し込んで先制。さらに同22分には高い位置でボールを奪い返すと、MF山内大輔(1年=湘南高)の右クロスをMF山崎太新(1年=横浜FCユース)が蹴り込んで、リードを2点に広げた。

 後半に入っても筑波大は2分、竹内が蹴った右CKからニアで山内が頭に当ててコースを変えたボールを、キャプテンマークを巻いて出場したDF沖田空(2年=鹿島ユース)が頭でねじ込んで、3点差をつける。

 明治大は前半25分に交代カードを使うなど、積極的に仕掛けるが、なかなかエンジンがかからない。後半24分にようやくFW中村草太(2年=前橋育英高)のクロスからFW馬場惇也(2年=磐田U-18)が蹴り込んで、1点を返す。しかし直後にFW藤森颯太(1年=青森山田高)にあった決定機をかき出されるなど、これ以上詰め寄ることは出来なかった。

 大学1、2年生の全国大会である今大会は、トップチームを指導する小井土正亮監督ではなく、今年度より筑波大の大学院に入学し、指導者としの経験を積んでいる平山相太氏が指揮。来季からはトップチームが戦う関東リーグの指揮も任されることになるという。選手の評判も上々で、1ゴールを決めた山崎も、「自由にやらせてもらっていて、選手の良さを引き出すことでノビノビやらせてもらっています」とプレーしやすさへの感謝を語っていた。

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