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[大学選手権]前回4強の関西大などが初戦突破

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 第59回全日本大学サッカー選手権が18日、各地で1回戦を行い、前回大会4強の関西大、駒澤大、高知大、浜松大が23日の準々決勝進出を決めた。

 国士舘大(関東3)対関西大(関西2)は、関西大が3-2の打ち合いを制し、初戦を突破した。前半15分、磐田入団の内定しているFW金園英学(4年)が先制点。国士舘大も同34分にFW吉野峻光(3年)が同点ゴールを決めたが、関西大は後半6分に右CKから全日本大学選抜のU-19日本代表DF寺岡真弘(1年)が勝ち越し点を奪う。同17分に再び追い付かれたが、同24分、途中出場のFW安藤大介(2年)が決勝点を決めた。

 駒澤大(関東4)対広島修道大(中国)は駒澤大が2-0で勝利。0-0の後半13分、FW三宅徹(3年)のゴールで先制すると、同15分にはMF湯澤洋介(2年)が退場し、数的不利となったが、同42分にMF金久保彩(4年)の右CKにFW大塚涼太(4年)が頭で合わせ、2-0と突き放した。

 高知大(四国)対鹿屋体育大(九州2)は、高知大のU-21日本代表DF實藤友紀(4年)も先発。前半32分に鹿屋体育大のMF岩崎司(1年)がポスト直撃のシュートを放つなど互いにチャンスをつくるが、両GKが好セーブを見せ、0-0で延長戦に突入した。均衡を破ったのは高知大。延長前半9分にMF芝野創太(4年)が左足ボレーを決めて先制。さらに1点を加えた高知大が2‐0で勝った。

 北海道教育大岩見沢校(北海道)対浜松大(東海1)は、浜松大が前半24分にFW村松知輝(2年)、同30分にMF水野翔介(4年)のゴールで2点を先行。北海道教育大岩見沢校は後半11分にMF上原拓郎(1年)が退場し一人少なくなったが、同18分に左CKからDF鈴木雄太(3年)が1点を返すと、同24分にFW大西洋平(3年)が同点弾。2-2のまま延長戦へ。延長前半はスコアが動かなかったが、0-0の延長後半ロスタイム、浜松大は途中出場のFW大石明日希(1年)がヘディングシュートを決めて3-2で競り勝った。

 第2試合では福岡大(九州1)対仙台大(東北)、明治大(関東1)対新潟経営大(北信越)、中京大(東海2)対阪南大(関西1)、筑波大(関東2)対立命館大(関西3)の4試合が行われる。

[写真]国士舘大対関西大は打ち合いの末、関西大が勝利。左は国士館大FW吉野峻光、右は関西大DF寺岡真弘


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