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[大学選手権]永井弾で開幕!!福岡大、前回王者・明治大などが初戦突破

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 第59回全日本大学サッカー選手権が18日、開幕し、福岡大、中京大、明治大、筑波大、関西大、駒澤大、高知大、浜松大が1回戦を突破した。23日の準々決勝では明治大対高知大、駒澤大対中京大、筑波大対浜松大、関西大対福岡大の対戦カードで行われる。

 名古屋入団が決まったU-21日本代表FW永井謙佑を擁する福岡大(九州1)は仙台大(東北)に2-1で勝った。前半29分、永井のゴールで先制すると、同31分には全日本大学選抜のMF石津大介(3年)が追加点。粘る仙台大も後半開始直後の1分にMF菅井慎也(1年)が1点を返したが、その後の反撃をかわし、福岡大が逃げ切った。

 中京大(東海2)と阪南大(関西1)の試合は中京大が前半にFW藤牧祥吾(3年)、FW齋藤和樹(4年)がゴールを決め、2-0で初戦を制した。後半はラフプレーが増えて試合が荒れ、後半10分には阪南大のMF今村虹陽(3年)が2枚目の警告で退場。数的不利を強いられると、ロスタイムにはMF井手口正昭(4年)も一発退場となるなど後味の悪い敗戦だった。

 連覇を狙う明治大(関東1)は怒涛のゴールラッシュで新潟経営大(北信越)に11-0で圧勝した。前半20分、FW山本紘之(4年)のゴールで先制すると、同26分にFW久保裕一が追加点。同31分にMF田中恵太(3年)、ロスタイムにも久保が加点し、前半を4-0で折り返すと、後半は久保の3点目など7ゴールを加えた。

 筑波大(関東2)対立命館大(関西3)は1-0で筑波が勝ち抜いた。前半から筑波大が優勢に試合を運び、後半5分に味方が奪ってくれたPKを、横浜FM加入内定のMF森谷賢太郎(4年)が決めて先制に成功した。後半、立命館大も縦に速いパスを入れてゴールに迫り、押し込む時間帯もあったが、あと一歩届かず。筑波大が1点を守り抜いた。

 国士舘大(関東3)対関西大(関西2)は、関西大が3-2の打ち合いを制し、初戦を突破した。前半15分、磐田入団の内定しているFW金園英学(4年)が先制点。国士舘大も同34分にFW吉野峻光(3年)が同点ゴールを決めたが、関西大は後半6分に右CKから全日本大学選抜のU-19日本代表DF寺岡真弘(1年)が勝ち越し点を奪う。同18分に再び追い付かれたが、同25分、途中出場のFW安藤大介(2年)が決勝点を決めた。

 駒澤大(関東4)対広島修道大(中国)は駒澤大が2-0で勝利。0-0の後半13分、FW三宅徹(3年)のゴールで先制すると、同15分にはMF湯澤洋介(2年)が退場し、数的不利となったが、同42分にMF金久保彩(4年)の右CKにFW大塚涼太(4年)が頭で合わせ、2-0と突き放した。

 高知大(四国)対鹿屋体育大(九州2)は、高知大のU-21日本代表DF實藤友紀(4年)も先発。前半32分に鹿屋体育大のMF岩崎司(1年)がポスト直撃のシュートを放つなど互いにチャンスをつくるが、両GKが好セーブを見せ、0-0で延長戦に突入した。均衡を破ったのは高知大。延長前半9分にMF芝野創太(4年)が左足ボレーを決めて先制。さらに1点を加えた高知大が2‐0で勝った。

 北海道教育大岩見沢校(北海道)対浜松大(東海1)は、浜松大が前半24分にFW村松知輝(2年)、同30分にMF水野翔介(4年)のゴールで2点を先行。北海道教育大岩見沢校は後半11分にMF上原拓郎(1年)が退場し一人少なくなったが、同18分に左CKからDF鈴木雄太(3年)が1点を返すと、同24分にFW大西洋平(3年)が同点弾。2-2のまま延長戦へ。延長前半はスコアが動かなかったが、0-0の延長後半ロスタイム、浜松大は途中出場のFW大石明日希(1年)がヘディングシュートを決めて3-2で競り勝った。

[写真]福岡大対仙台大。前半29分、先制点を決めたFW永井謙佑(左)が両手を広げて喜ぶ


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