大学選手権で優勝に輝いた関西大の2011年シーズンの幹部が発表された。主将はMF西山洋平(3年=名古屋U18)が務め、副将はDF川岸裕弥(3年=神戸ユース)、FW瀬里康和(3年=G大阪ユース)、MF辻村修太郎(3年=関西大一高)が務める。

　関西大サッカー部公式サイトによると、主将となった西山は「初めまして!2011年度関西大学サッカー部主将を務めさせてもらうことになりました。西山洋平です。去年は日本一という最高の結果で終わることが出来ましたが、関西のリーグではなかなか結果を出すことが出来ず、苦労しました。今年は関西制覇、そして2連覇出来るように全員で一致団結し合っていきたいと思います。今年も応援よろしくお願いします」と挨拶している。

　昨シーズンはリーグ戦で優勝を逃したものの、冬の大学選手権では43年ぶりとなる日本一を達成した。ジュビロ磐田入団のFW金園英学や川崎フロンターレ入団のDF田中雄大、何よりも主将のFW藤澤典隆が抜ける穴は大きいが、高校選手権優勝の滝川二高からはDF濱田量也、ヴィッセル神戸ユースからはU-17日本代表のDF秋山貴嗣が入学予定だ。関西制覇、さらにはインカレ連覇へ向けて、タレント軍団が新シーズンのスタートを切った。

(取材・文　片岡涼)