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総理大臣杯予選、各地域の途中経過は?! 関西地区では立命館大が姿消す

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 全日本大学サッカー連盟は、第35回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの開催要項を発表した。本年度も全国各地域の予選を勝ち上がってきた16チームでのトーナメントで行われる。

 昨年度からの大きな変更点としては、九州地区からは2校が出場していたが今年度は1校に減り、反対に1校のみの枠だった東海地区から2校が出場する。全参加チーム枠の詳細は北海道、東北、北信越、中国、四国、九州地区が1校、東海地区が2校、そして関西地区が3校で関東地区が5校となっている。

 現段階で予選が終了しているのは東海地区四国地区。東海学生選手権で連覇を達成した中京大と準優勝の浜松大が全国出場を決めた。四国地区では高知大が3戦25発と圧倒的な力で11年連続21回目となる出場権を獲得した。

 そのほかは東北地区が28日に決勝戦が行われ、仙台大と富士大の勝者が出場権を手にする。北信越地区と中国地区は29日に決勝戦が行われ、勝者が全国行きとなる。6月1日には関東地区のA、D、Eブロックの決勝が行われ、出場校が確定する。

 波乱の展開となっているのが開催地である関西地区だ。予選の4回戦で1部・立命館大が2部・大阪学院大に1-2で敗れて、早くも姿を消した。また、昨季の全日本大学選手権で日本一に輝いた関西大も4回戦では2部・大阪教育大に延長戦の末に2-1で辛勝。6月4日に決勝戦及び3位決定戦が行われて出場校が決まるが、それまでにどこで“ジャイアントキリング”が起きてもおかしくない状況となっている。

 九州地区は6月4日、北海道地区は5日の決勝戦を経て、代表校が決定。そして8日に関東地区のB、Cブロックの決勝が流通経済大フットボールフィールド行われ、全16チームが出揃う。日程の詳細は出場チームが出揃い次第、10日にも発表される。

以下、総理大臣杯日程詳細

▽1回戦(7月3日)
キンチョウスタジアム・大阪長居スタジアム・J-GREEN堺・三木総合防災公園陸上競技場

▽2回戦(7月5日)
大阪長居第2陸上競技場・J-GREEN堺

▽準決勝(7月7日)
大阪長居第2陸上競技場

▽決勝(7月9日)
キンチョウスタジアム

(文 片岡涼)

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