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[総理大臣杯]中京大vs桃山学院大プレビュー:1回戦

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[三木防災公園]
中京大18:00桃山学院大

▽登録選手名鑑
中京大
桃山学院大

 夏の大学日本一決定戦、第35回総理大臣杯が3日に大阪で開幕する。三木防災公園の第2試合では中京大(東海1)と桃山学院大(関西3)が対戦する。

 中京大にとって昨季は西ヶ谷隆之監督が「シルバーコレクターになっちゃったよ」と話す通りの1年だった。総理大臣杯では準優勝、また昨冬の全日本大学選手権でも準優勝に終わった。昨季からDF森本良(現・横浜FC)、MF星野悟(現・草津)、FW齋藤和樹(現・熊本)らが各ポジションから一人ずつ抜けたが、今季の東海リーグでは前半戦から前線にMF南部健造(1年=東京Vユース)やMF牧野修造(1年=東京Vユース)、MF藤橋優樹(1年=市立船橋高)らルーキーを先発起用。昨季東海リーグ得点王のFW藤牧祥吾(4年=清水ユース)を1トップに起用し、2列目からフレッシュな戦力が飛び出し、ここまで前期リーグ戦1位という結果を残してきた。

 守っては最終ラインにDF中田智久(4年=神戸)やDF須崎恭平(2年=磐田)ら元Jリーガーを配置した強固な守備は健在。リーグ戦9試合を戦い、わずか7失点と上々の結果を残している。昨季の悔しさを晴らすべく、タイトル獲得へ向けて鼻息は荒い。

 対する桃山学院大は、本大会の関西予選で昨年のインカレ王者・関西大を3位決定戦で下して、4年ぶり7回目となる全国出場を決めた。1-1でもつれ込んだPK戦でGK圍謙太朗(2年=大津高)が気迫のストップ。2本のPKを止めて、勝利に大きく貢献した。リーグ戦でも好調を維持しており、前期リーグ戦を6勝3分2敗の2位で折り返した。チーム最多の5得点を決めているFW齋藤達也(4年=高川学園高)やMF山瀬彰也(4年=大分U-18)がチャンスに絡み、相手を押し込む。

 また昨年9月まで富山の監督を務めていた楚輪博氏が今季から監督に就任。C大阪や鳥栖、富山でJクラブの監督を務めていた楚輪監督が8年ぶりに学生チームの指揮を執る。7年前の準優勝を越える成績を残すことはできるか。その采配にも注目したい。

[写真]前日会見で握手する長滝部長(中京大)と楚輪監督
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