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[ユニバ]富山2発!!椎名らゴールでカナダに6発快勝も比嘉が負傷交代……

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 ユニバーシアード競技大会のグループリーグ第2戦が14日に中国・深センで行われた。D組のユニバーシアード日本代表はカナダと対戦し、6-1で快勝した。もう一方の試合では、イギリスがガーナに1-0で勝利している。1勝1分でD組2位の座をキープした日本は、16日に行われるグループリーグ最終戦の首位・イギリス戦で引き分け以上でグループリーグ突破が決まる。

 試合は前半5分、MF六平光成(中央大3年=前橋育英高)のスルーパスにMF椎名伸志(流通経済大2年=青森山田高)が抜け出し、シュートを決めた。「得点やアシストなどインパクトを残したい」と意気込む椎名のゴールで日本が幸先良く先制に成功した。

 さらに前半11分にはMF宮阪政樹(明治大4年=F東京U-18)主将が鮮やかな直接FKを決め、2点差にリードを広げた。同20分にはドリブルで仕掛けた椎名が右クロス。これにFW瀬沼優司(筑波大3年=桐光学園高)がゴール正面で合わせて追加点を決めた。日本の勢いは止まらない。同30分にはボランチで先発したMF山村和也(流通経済大4年=国見高)が中盤でボールを奪うと、前線のFW富山貴光(早稲田大3年=矢板中央高)にパスを送る。富山が自らドリブルで切れ込み、シュートを決めて、4-0と試合を決定付けた。

 しかし前半37分、日本にとって痛いアクシデントが発生。U-22代表のDF比嘉祐介(流通経済大4年=流通経済大柏高)が負傷退場してしまう。すると比嘉が抜けた10人の時間帯にオウンゴールで1点を献上してしまった。同39分に比嘉に代わって、MF中里崇宏(流通経済大4年=流通経済大柏高)がピッチへ送られた。それでも前半終了間際の43分に、富山がミドルシュートを決める。富山のこの日2点目のゴールで5-1と大量リードを奪い、前半を折り返した。

 後半に入ると、日本は連戦を見据えてメンバーを交代。山村と六平に代わって、DF大岩一貴(中央大4年=中京大中京高)とMF湯澤洋介(駒澤大3年=矢板中央高)を投入。湯澤が右MFに入り、椎名が逆サイドへ回った。また、大岩がセンターバックを務め、谷口がボランチの位置へポジションを変更した。

 後半も立ち上がりから果敢に攻めにかかる。後半2分、ドリブル突破を仕掛けたMF湯澤洋介(駒澤大3年=矢板中央高)が技ありのループシュート。5点差に突き放した。後半35分には宮阪に代わって、FW赤崎秀平(筑波大2年=佐賀東高)が出場。その後は追加点はならなかったものの、日本が6発のシュートを沈めて大勝した。

[写真]勝利を喜ぶ瀬沼(左)と富山


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