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[スポ東]朝鮮大に惜敗、6位転落で昇格圏遠のく

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[9.24 第85回関東大学サッカーリーグ戦・後期2部リーグ第12節 東洋大0-1朝鮮大]

 リーグ戦再開後、東洋大は攻撃陣が空回りしている。今節の朝鮮大戦でも、決定機は作るもののゴールは奪えず、逆に得点を許してしまっての敗戦となった。再開後は3試合を消化して、得た勝ち点はわずか「2」。昇格争いに踏みとどまるためにも、これ以上勝ち点は落とせない。

東洋大0-1(0-0)朝鮮大

<出場メンバー>
▽GK
松下理貴(3年=柏U-18)
▽DF
若狭大志(4年=浦和学院)
市川恵多(3年=前橋商業高)
久保田大智(3年=F東京U-18)
▽MF
中里壮太(4年=大宮ユース)
勝野洸平(4年=大宮ユース)
年森勝哉(2年=F東京U-18)
84分→MF藤井悠太(2年=武南高)
松本怜大(3年=札幌U-18)
高橋佑輔(4年=八千代高)
60分→黒須大輔(2年=習志野高)
岡田将知(4年=武南高)
68分→MF馬渡和彰(2年=市立船橋高)
▽FW
野崎桂太(3年=大宮ユース)

 立ち上がりは東洋大の両サイドが躍動する。左サイドではMF松本が朝鮮大ディフェンスの裏を狙う動きで駆け上がり、個人技で仕掛ける。一方、右サイドではMF岡田とMF高橋のコンビネーションで崩す。ショートパスを繋ぎ、サイドチェンジを繰り返してピッチをワイドに使うという、前節では見られなかった東洋大らしい攻撃を展開する。この勢いに乗って幸先良く先制点を奪いたかったが、4分のMF年森の決定機は枠を外れ、10分のDF市川のヘディングシュートはGKに止められてしまう。すると、徐々に落ち着きを取り戻した朝鮮大を相手に攻めあぐねる展開へ。東洋大はボールをキープこそするが、シュートまでは持っていけない場面が続く。

 後半になっても状況を打開できずにいると、61分にMF高橋に代えてMF黒須を投入。MF黒須のスピードがアクセントとなり、猛攻を仕掛けるが得点には至らない。強靭なフィジカルを持つ朝鮮大にはパワープレーも通じず、時間だけが過ぎていく。後半ロスタイムに突入したところで、守備が手薄になっていたところを突かれた。カウンターからサイドを突破され、最後はゴール前でフリーにさせてしまったところを難なく押し込まれる。追いかける時間も残されておらず、ほどなくしてタイムアップとなった。

 リーグ戦再開後、東洋大は深刻な得点力不足に陥っている。得点ランキング首位のMF黒須も、可能性は感じさせるものの得点には至らない。今節の敗戦により、順位は2つ落として6位となった。昇格するためには、もう負けられない。次節の相手は、前回の対戦でスコアレスドローに終わった日大だ。昇格のためにも、この悪い流れを断ち切るためにも、勝ち点3は必須となる。

[写真]左サイドで違いを作った松本

(文 スポーツ東洋 草彅裕吾)
(写真 同 平野綾香)

[次節試合予定]
第13節・10月2日本大戦(13:50@東海大グラウンド)

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