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[ケイスポ]慶應義塾大vs東京学芸大 試合後の慶應義塾大コメント

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]
[4.21 関東大学1部リーグ戦・前期リーグ 第3節 慶應義塾大1-0東京学芸大 夢の島]

 内容面では良いものの、開幕2連敗となかなか結果のついてこない慶應義塾大。今節は、今季2部から昇格し、現在慶大同様連敗中の東京学芸大と対戦した。前節からスタメンを数人入れ替えて試合に臨んだ。

以下、試合後の慶應義塾大コメント

●須田芳正監督
―今日の試合を振り返って。
「ここ2試合連敗続きで、その負けから学ぶことが多かった。この勝利はそこから学んだ、特にその戦う気持ちとか、そういうのが出ていて非常にいいゲームだったと思います」

―前回の試合は球際の弱さを指摘していたが、今回はそこがしっかりできたか?
「そうですね。球際だったり走り負けないとか競り負けないとかそういうベースの部分っていうのがしっかりしてないと、このリーグでは勝っていけない。そこはベースとして、それをプラスαとして我々のフットボールである攻撃についてはしっかりとポジションを早く作って、パスコースを早く作ってボールをしっかり回していく。それでボールを奪われた瞬間ディフェンスをすぐやると。そんなところができていたんじゃないかと思います」

―初勝利となりましたが、チームの流れは変わりそうか?
「変わるでしょう。間違いなく変わると思いますし、変えていかなくてはいけない。選手たちも今日の試合にかなり力を入れていて、重要な試合っていうのを分かっていました。大事な試合であるここで1勝したのは安心感もあるし、これで勢いに乗れるんじゃないかなと思います」

―次に向けての意気込みを。
「気持ちの部分はベースとして、我々のフットボールの質を上げていきたい。次の国士戦ですけど、大事なのはこの一週間の準備。いろんな体の手入れだったり、サッカー的な戦術面、そういった部分で良い準備をして次の試合に向けて頑張りたいと思います」

藤田息吹主将(4年=藤枝東高)
「今日の試合は自分たちのサッカーをしようということを心掛けていて、その中で自分たちのサッカーをしつつも、戦う気持ちだったり、勝負にこだわる気持ちを全面に出せたので、勝ちにつながったと思います」

―相手の選手は再三藤田選手に対してアプローチしていたが。
「やっぱりパスサッカーを目指しているので、ボランチでとられたら話にならないので、そこを上手く周りを使いながら、展開したり打開できたらいいなと思ってやっていました」

―次節の意気込みを。
「ここから連勝して波に乗っていきたいので、またチーム一丸となって頑張ります」

松岡淳副将(4年=慶應湘南藤沢高)
「開幕から連敗していたので、素直にうれしいという気持ちです。今週、チームとしてできる準備というのは全てやってきたのでその成果が出たかなと思います」

―決勝点を決めた感想。
「素直に嬉しかったですね。今節はもう本当にやるしかなかったので、本当に嬉しかったです」

―相手チームの印象。
「結構ディフェンスラインから縦に速い攻撃でやってくるというのは試合前から分かっていたので、それの対応というのはディフェンスラインで試合を通じてできたかなと思います」

峯達也(2年=桐光学園高)
―自身のプレーを振り返って。
「ここ2週間、ずっと至近距離のシュートを止める練習をしていて、前節は止められなかったんですけど、今節止めることができて良かったです」

―開幕から3試合が経過したが手応えは?
「去年1年間公式戦に出ることはできなかったんですけど、Iリーグや練習試合でいい経験をさせてもらっていました。今年からスタメンで出させてもらっていて、正直開幕戦とかは少し不安もあったんですけど、ある程度感触は掴めてきているので、これからはチームに救ってもらうのではなくチームを救う選手になれたらと思います。」

―次戦に向けて。
「この勝利は本当に嬉しいんですけど、チームの目標がインカレ出場なので、また次も勝てるようにやっていきたいと思います。」

近藤貫太(1年=愛媛FCユース)
「勝てたことが良かったです。自分が試合を決めることが出来なかったという面では、悔しかったです」

―前半攻めあぐねていたが。
「個人的にも、中々ボールを回せないという時間帯が長かったんですけど、後半30分過ぎからボールを回せるようになって、自分としても良いプレーが出来たのでそこは良かったです」

―大学サッカー3試合を戦ってみて。
「自分の持ち味を出せば通用しないというレベルではないですし、まだまだ出せていないという面もあると思うので、そういう面ではこれからだと思いますが、ピッチに立てば学年関係ないので、思い切ってやりたいと思います」

[写真]故障から復帰した藤田主将

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)

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