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チェコ代表FWバロシュが代表引退を表明

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 チェコ代表FWミラン・バロシュがEURO2012(欧州選手権)敗退を受け、代表引退を表明した。

 30歳のバロシュは2001年に代表デビュー。EURO2004では5得点を奪い得点王に輝くなど、長年チェコ代表の攻撃を支えた。今大会でも4試合すべてで先発出場したが、大会を通じてノーゴールに終わっていた。

 『uefa.com』によると21日に行われた準々決勝ポルトガル戦の試合後のドレッシングルームで引退を発表したというバロシュ。全選手からは拍手が送られたという。チームマネージャーのブラディミル・シュミツェル氏は「代表チームを15年間見てきたけれど、あんな光景は初めてだ」と驚きをもって振り返っている。

 ミハル・ピレク代表監督は「引退表明を聞いて、本当に残念な気持ちになった。まだ代表のキャリアを終える年齢ではないし、この先も代表の一員になれるだけの実力を持っている。彼がいなくなると寂しくなるよ。唯一無二の存在だし、我々を大いに助けてくれたと思うからね。私にできるのは彼に感謝することだけだ」と感謝を口にしている。

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