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ホッフェンハイム指揮官、新戦力・宇佐美の五輪招集を嘆く

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 バイエルンからホッフェンハイムに加入したU-23日本代表MF宇佐美貴史にとって、ロンドン五輪への招集はマイナスになるのではないかと6日付のビルト紙が報じている。

 マルクス・バッベル監督は「宇佐美はロンドン五輪のために、何週間もホッフェンハイムの準備期間に練習参加することができない。これはチームへ馴染み、追いつく上でのブレーキになってしまう」とコメント。チーム合流後の練習試合で連弾を決めるなど、好調ぶりをみせていたMFの五輪による離脱を嘆いた。

 同紙によると指揮官は、宇佐美の能力を高く評価。「戦術理解度が高く、ボールキープもできる。ドリブルも非常に上手い。体力的な問題を直せば戦力になる。現在は体力がベストの状態ではないが、バイエルンでは(出場機会も少なく)それほどの負担がなかったから当然だろう」と話している。

 今後、宇佐美は8日から日本国内で行われるU-23代表合宿に参加予定。11日にはニュージーランドとの壮行試合が控えている。シーズン前に新天地・ホッフェンハイムで過ごす時間が少ない分は代表で活躍をみせ、2012-13シーズンの開幕へコンディションをつなげたい。

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