中国サッカー協会スーパーリーグ(CSL)は21日と22日、第18節を行い、チェルシー(イングランド)から上海申花へ移籍した注目FWディディエ・ドログバがまずまずのCSLデビューを果たした。広州富力と対戦した上海申花は前半、相手の右クロスをDFがオウンゴールして先制点を献上。反撃するものの、元フランス代表FWニコラ・アネルカのヘディングシュートがポストを叩くなど同点に追いつくことができない。するとチームは後半開始からドログバを投入。ドログバはいきなり無回転FKを相手ゴールへ見舞うと、6分には右クロスからヘディングシュート。そして23分には左足でPAへスルーパスを通して曹贇定の同点ゴールをアシストした。この後勝ち越し点を奪うことができず、チームは1-1で引き分けたが、ドログバはデビュー戦で早くもその実力の高さを示す形となった。

　前日本代表監督の岡田武史監督率いる杭州緑城はアウェーで北京国安に2-0で快勝。前・浦和レッズのFWマゾーラと元川崎フロンターレのFWレナチーニョがそれぞれゴールを決めている。

　なお、首位の広州恒大はアウェーで河南建業と対戦。1-1の後半16分に投入された前・ドルトムントのFWルーカス・バリオスがその3分後に決勝ゴール。2-1の勝利をもたらしている。

大連阿爾濱 5-2 山東魯能
北京国安 0-2 杭州緑城
河南建業 1-2 広州恒大
貴州人和 3-1 上海申鑫
青島中能 1-2 大連実徳
広州富力 1-1 上海申花
長春亜泰 2-1 遼寧宏運
江蘇舜天 3-2 天津泰達

---

中国CSL2012特集