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[プレミア]第1節1日目:エース放出のアーセナルは、サンダーランドとドロー

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 プレミアリーグは18日に開幕を迎え、アーセナルはホームでサンダーランドと対戦した。FWロビン・ファン・ペルシーがマンチェスター・ユナイテッドに移籍したアーセナルは、バルセロナへ移籍の噂のあるMFアレクサンドル・ソングも出場を見合わせた。

 新戦力のMFサンティ・カソルラ、FWルーカス・ポドルスキがスタメン出場したアーセナルは、サンダーランドを相手に90分間押し込んだが、無得点に終わった。いきなり11-12シーズンで30得点を挙げ、得点王に輝いたファン・ペルシーの不在の影響を、突き付けられる結果となった。

 また、11-12シーズンで8位と低迷したリバプールも、開幕戦で結果を出せなかった。アウェーでのWBA戦を迎えたリバプールは、前半終了間際に先制点を許してしまう。後半13分にはDFダニエル・アッガーがPA内でハンドを犯し、退場処分となる。その後、PKを決められてリードを広げられる。更に同32分にもチェルシーから期限付き移籍で加入したFWロメル・ルカクにダメ押し弾を決められ、0-3で敗れた。

 そんな強豪2クラブを尻目に、好スタートを切ったのが、フルハムとスウォンジーの2クラブだ。ホームでノリッジと対戦したフラムは、前半27分にMFダミアン・ダフが挙げた先制点を皮切りに、5-0と大勝。敵地で元韓国代表MFパク・チソンが加入したQPRと対戦したスウォンジーもMFミチュ、FWウェイン・ルートリッジが、それぞれ2点を挙げる活躍を見せ、5-0で勝利している。

 また、注目のニューカッスルとトッテナムの一戦は、後半10分にDFのクリアーボールをPA内で拾ったFWデンバ・バの鮮やかなループシュートで、ニューカッスルが先制する。その後、ニューカッスルはアラン・パーデュー監督が副審を小突いて退席処分を下される。後半31分にはトッテナムが同点に追い付く。FWジャーメイン・デフォーが自分のヘディングシュートを弾かれたところを詰めて、試合を振り出しに戻した。しかし、その3分後にはドリブルで仕掛けたニューカッスルのMFハテム・ベン・アルファがPA内で倒され、PKを獲得。これを自ら決めて2-1と再びリードした。このリードを守り切ったニューカッスルが、ホームで迎えた開幕戦を白星で飾っている。

 第1節1日目の試合結果は以下のとおり。

アーセナル 0-0 サンダーランド

フルハム 5-0 ノリッジ
[フ]ダミアン・ダフ(27分)、ムラデン・ペトリッチ2(42分、54分)、アレクサンデル・カカニクリッチ(87分)

QPR 0-5 スウォンジー
[ス]ミチュ2(8分、53分)、ネイサン・ダイアー2(63分、71分)、スコット・シンクレア(81分)

レディング 1-1 ストーク・シティ
[レ]アダム・レ・フォンドレ(90分)
[ス]マイケル・カイトリー(34分)

WBA 3-0 リバプール
[W]ゾルダン・ゲラ(43分)、ピーター・オデムウィンギー(64分)、ロメル・ルカク(77分)

ウエスト・ハム 1-0 アストン・ビラ
[ウ]ケビン・ノーラン(40分)

ニューカッスル 2-1 トッテナム
[ニ]デンバ・バ(55分)、ハテム・ベン・アルファ(80分)
[ト]ジャーメイン・デフォー(76分)


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