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[DFB杯]清武途中出場のニュルンベルク、延長戦の末に格下相手に敗戦

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 DFBポカール(ドイツ国内杯)の1回戦が19日に各地で行われた。U-23日本代表MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でTSVハベルセ(4部相当)と対戦し、2-2でもつれ込んだ延長戦の末、延長前半6分に失点すると2-3で敗れた。清武は1-2の後半18分に途中出場を果たしたが、チームは初戦敗退となった。

 試合は前半8分にFWアレクサンダー・エッスバインのゴールでニュルンベルクが先制に成功。しかし同14分に失点し、1-1で前半を折り返す。さらに後半14分には2失点目を喫して逆転を許した。1点を追う展開となり、後半18分に清武がトップ下へ入り、途中出場。今夏にC大阪から加入した清武にとってはデビュー戦となった。

 すると後半35分、清武の縦パスに抜け出した味方MFがドリブル突破から左クロスを入れる。ファーサイドのFWロベルト・マクがボレーシュートを叩き込み、2-2に追いついた。終了間際のロスタイム1分にはDFを振り切った清武が絶妙な左クロス。しかし味方のヘディングシュートは力なく、ポスト左へ外れた。試合は2-2で延長戦へもつれ込んだ。

 勝ち越し弾を目指すニュルンベルクだったが、延長前半6分に簡単にサイドから崩されると失点。左サイドを押し込まれると、DF陣が後手を踏み、ブチノビッチにゴール正面から流し込まれてしまった。

 追いつきたいニュルンベルクは延長前半13分、右クロスからのこぼれをエッスバインが押し込む。ゴールネットを揺らし、ニュルンベルクが同点に追いついたと思われたがオフサイドの判定。得点は認められなかった。2-3で延長前半を折り返すと、延長後半の15分間でもニュルンベルクはゴールを奪うことができず、試合は終了。2-3の敗戦となり、初戦で姿を消した。


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