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長友フル出場インテル、カッサーノが移籍後初ゴールもローマに敗れ今季初黒星

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 セリエAは2日、第2節を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでローマと対戦し、1-3で敗れた。インテルは今季初黒星。開幕戦を引き分けたローマは今季初勝利を挙げた。長友はフル出場している。

 8月30日のELプレーオフ・バスルイ戦(2-2)では体調不良を押しながらフル出場を果たした長友。さらに今節からMFアルバロ・ペレイラが出場可能となり、レギュラー争いもさらに激しさを増すが、この日も左SBで先発出場を果たした。アルバロ・ペレイラは左MFでの先発となった。

 先制したのはローマだった。前半15分、FWフランチェスコ・トッティのクロスにMFアレッサンドロ・フロレンツィが頭で合わせて、幸先よく先制に成功する。

 だがホームのインテルも前半38分に長友が中央に切り込んで惜しいミドルシュートを放つなど、徐々に攻撃がかみ合いだす。

 すると前半ロスタイム、FWアントニオ・カッサーノが後方からのロングボールに反応。PA内に侵入すると、DFに囲まれながら右足を振り抜く。するとDFの足に当たりコースが変わったボールは、GKマールテン・ステケレンブルフの頭上を越えて右ポストに当たりながらゴールに吸い込まれていった。移籍後初ゴールを上げたカッサーノの下には真っ先に長友が駆け寄っていった。

 インテルが振り出しに戻した試合だったが、この男のラストパスが再び炸裂する。ローマは後半22分、カウンターからトッティが前線にロングスルーパス。走りこんだFWパブロ・オスバルドがワンタッチでゴールに流し込み再びローマが勝ち越しに成功した。オスバルドは開幕戦のカターニア戦に続く、2試合連続ゴールとなった。

 さらにローマは後半36分、左サイドのオスバルドからのパスに反応したMFマルキーニョが左サイド角度のないところから左足を振り抜く。GKの脇を抜けたボールがゴールネットを揺らして試合が決まった。


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